起承転結はダメ お勧めの参考書『小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳』 起承転結とは - 伝統的な文章作法 日本には古代中国から伝わった起承転結という文章作法があります。元々起承転結とは漢詩の絶句に用いられたスタイルだそうです。広辞苑によれば「第一の起句で詩思を提起し、第二の承句で起句を承け、第三の転句で詩意を一転し、第四の結句で全詩意を総合する」のだそうです。 この影響でしょうか、日本では普通の文章を書くときにも「起承転結」に注意する、というようなことをよく言われます。論文の書き方の本にも同じような説明がなされているものを、以前はよく見かけました。 特にポイントは「転」で、「起」「承」から一見すると外れた文章を提示し、そして「結」ではすべてがまとまる、という、言わば文学的にスリリングな文章を書く作法と言えます。 しかし、論文を書く場合はどうでしょ
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