A男さん(48)は、従業員数約30人のソフトウエア開発会社の経営者です。会社は複数の鉄道路線が乗り入れる駅が最寄りの便利な場所にありますが、社員のB輔さん(28)は交通機関が乱れると必ず遅刻します。一方、社員のC太さん(27)は、B輔さんと同じ路線を利用していますが、始業前には自席に着き仕事の準備を整えているのがほとんどです。A男さんは、B輔さんへの対応に悩んでいます。
2017年9月、糖尿病患者さんのための新しい血糖測定器 ”Freestyle Libre”、通称「リブレ」が日本でも保険適応となった。 「リブレ」は従来の常識をくつがえし、血液を採ることなく手軽に血糖測定ができる夢のようなデバイスだ。頻回の測定が気軽にできるだけでなく、測っていない時間の血糖もメモリに記録し、あとからグラフで振り返ることができる。患者さんにとって点の情報でしかなかった血糖値は、線の情報として「見える化」された。 この「見える化」、単に便利なだけでなく、それ自体に治療的な効果があることもわかってきた。値がよく見えることは、よく管理することにつながるということだ。 とはいえ、見えすぎることもまた問題をはらんでいる。自分の意思などおかまいなしに暴れる血糖値を目の当たりにし、恐怖を覚える患者さんは少なくない。それは他ならぬ自分の身体すら、制御できない恐怖である。 そう、この血糖値と
痴漢には処罰と治療を およそ1年前、朝夕の満員電車で痴漢を疑われた男性が線路上を走って逃げるという事件が相次いで起こり、大きな話題となった。 連日のように大きな事件事故、災害などが起こるわが国では、もはやそれは昔話のような感すらある。 このとき、私は「『科学の力』で痴漢をなくす、驚きの方法」という記事を書き、それが私の「現代ビジネス」での「デビュー」となった。 奇しくもその1年後の今月18日、NHKの人気番組「クローズアップ現代+」で痴漢が特集され(「万引き・痴漢という“病”~刑罰だけでなく治療も」)、私もその番組に出演した。 「現代ビジネス」と「クローズアップ現代+」、そのどちらにおいても私が訴えたのは、痴漢に対して「処罰に加えて治療を」という主張であった。 これらの記事や番組に対し、多くの賛同の声が寄せられたことも事実であるが、同時に根強い反対、感情的な反発も多かった。 痴漢という犯罪
鶴見線のことを考えていたら、ふと9年前の出来事を思い出した。 2009年10月のある日、僕は突然「国道駅」が見たくなって、初めて鶴見線に乗りに行ったのだ。国道駅はうわさに聞いていた通りのすごい場所だった。 まず名前がすごい。なんといっても「国道駅」だ。京急大師線の「産業道路駅」に匹敵する名前だが、あちらは固有名詞だがこちらは一般名詞。駅前に国道15号線、かつての国道1号線が走っているからといっても余りに大胆なネーミングである。 駅の外壁にはネットがかけられている。窓は割れ、コンクリートは剥離しており、まるで廃墟のようだ。所々えぐれているのは戦時中に米軍の戦闘機から機銃掃射を受けた跡である。 鶴見線は全駅が無人駅なので係員は誰もいない。それも最近無人化されたのではなく、昭和40年代から無人だった。昭和のまま時間が止まった駅構内に、自動券売機と簡易Suicaタッチ端末があるのがミスマッチでおか
秋田出身の小兵のエース、豪風関と東京ヤクルトスワローズ石川雅規投手のスペシャル対談3回目。今回はお互いが選んだ競技について聞いてみたかったことをテーマにトークしていただきました! 野球と相撲、そこがうらやましい!って思うのは…… ―何かと共通点が多いお二人ですが、選んだ競技はまったく違うものでした。格闘技と球技、個人競技とチームプレイ……。と、いろいろ違いはありますが、お互いうらやましいところや聞いてみたいことってありますか? 豪風:じゃ、石川投手からどうぞ(笑)。ここは正直にね。 石川:えー、僕からですか!? そうですね……、相撲って国技なので、相撲=日本っていうイメージなのはうらやましいところでしょうか。僕も小さいころからおじいちゃんと一緒にテレビで見てましたし、そういう意味では、やっぱり力士ってスーパースターだと思います。あと、野球にない、というところでは、懸賞金がスゴイなって思いま
秋田出身の小兵のエース、豪風関と東京ヤクルトスワローズ石川雅規投手のスペシャル対談2回目。今回はケガや年齢、体のこと、進退のことをテーマにトークしていただきました! (写真上:石川「うわー、やっぱり厚みがすごいですねー!」) コンタクトを入れたら見えた土俵からの景色とは!? -対談のはじめにお二人ともケガのことを聞いてみたかったとおっしゃってましたが……。 豪風:偶然ですが、僕は2回肘の手術してまして、野球選手がよくやる「ねずみ*」なんです。2回やってますから。 *関節内にできた軟骨や骨などの小片 石川:相撲でもねずみができるんですね。 豪風:野球は、やっぱり投げすぎとか、ねずみができるメカニズムっていうのは解明されているんですが、相撲はまだ未知な部分みたいですね。相撲でのケガはよく膝とか、足腰といわれてますけど、そっちは大丈夫なんです。なのに2回も野球選手がやるような肘の手術をしてるんで
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