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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (24)

  • ツブれない個人経営飲食店のリアル - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業マン。僕の営業先という狭い観測範囲になってしまうけれども、新型コロナ(COVID‐19)の感染拡大の影響で、つぶれてしまう個人経営飲店とそうでない店の違いが見えてきた。従来、個人経営の飲店にアプローチするときは、営業マンというよりは飲店のコンサル的な立場を取ってきた。店舗経営にアドバイスをして、経営を安定させたうえで商品を買ってもらうという流れをつくるためだ。なぜならおっちゃんおばちゃんがやっている家族経営の《ちゃんちゃん堂》は良い意味でも悪い意味でもアバウトに経営しておられていて、取引するにはリスクは高いからだ。ビジネス面だけではない。個人的に僕はそういうお店が大好きで、なくなってしまうと寂しいので助言している。歯がゆいのだ。せっかく美味しいものを出しているのに不安定な経営が原因で商売をやめてしまうのは。 ※画像はイメージです。 「美味しい料理を出しているのだか

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    MyPLB 2020/09/25
  • 元給食営業マンが「なぜ新型コロナ感染防止の臨時休校方針で給食食材取扱業者が厳しくなるのか」その背景を簡単に説明してみた。 - Everything you've ever Dreamed

    新型コロナ感染防止のための全国的な休校方針で、学校給にかかわる業者が悲鳴をあげているというニュースを見た。ざっくりというと給向けの材がキャンセルされて困っているという話だ。引用は牛乳だが給に使う材はほぼ同じような状況と推測される。 www.agrinews.co.jp 材ロスの観点からはもちろん業者の死活問題なので、給以外での活用が望まれるが、なかなかうまくいっていないようだ。その理由として学校給というボリューム(受け入れ場所がない)、生鮮品特有のリミット(消費期限)があげられているが、近年の学校給ならではの「背景」については指摘されていないようだ。そこで、元給営業マンとして学校給の営業を担当した経験をもつ僕が、その背景にフォーカスして、なぜ学校給が厳しいのか解説してみたい。 理由1「地産地消」 なぜ、学校給用の材がキャンセルされて困るのか。その理由は簡単で「

    元給食営業マンが「なぜ新型コロナ感染防止の臨時休校方針で給食食材取扱業者が厳しくなるのか」その背景を簡単に説明してみた。 - Everything you've ever Dreamed
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    MyPLB 2020/03/03
  • 運転免許を更新できなかった。 - Everything you've ever Dreamed

    運転免許の更新を、警察から送られてきたハガキで知った。世の中は変わっても、ハガキっつう更新お知らせの方法は変わっていない。数年に一度送られてくる変わり映えのないハガキが「生きてきたなあ」という実感を僕にもたらし、その実感は年々強くなっている。免許の有効期間を生きてきたという実感。たとえそれが、ただ、ぼんやり、何もしていないような、冴えない人生であってもだ。 二十数年前、免許更新ハガキを持った父が「明日の午前中、警察署まで送ってくれよ」と声をかけてきたのを僕は覚えている。だが、僕がどんな返事をしたのか、さっぱり思い出せない。「わかった」「めんどくさいなあ」たぶんそんな感じだ。僕の返事を受けた記憶の中の父の表情は、解像度の落ちたモヤモヤの影になってしまって、もうわからない。父が自分で運転していかないのが不思議でならなかった。運転手じゃないぞーという軽いムカつきもあった。免許の更新とは、明日の自

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    MyPLB 2020/01/29
  • 「人間使い捨て国家」は今、読んでおかなきゃいけない本でした。 - Everything you've ever Dreamed

    明石順平著「人間使い捨て国家」は刺激的なタイトルだが、内容はそれ以上に刺激的である。そして、ブラック企業を容認する国家を糾弾する内容を想像していると(僕はそういう内容と想像していた)、いい意味で裏切られる。なぜなら現在の日社会全般の問題に切り込んでいるからだ。ブラック企業問題に関心がない人に読んでもらいたい。そういう意味で、今、読んでおくべきなのだ。 人間使い捨て国家 (角川新書) 作者:明石 順平 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/12/07 メディア: 新書 ざっくりとした内容は、2000年から現在まで約20年間の労働環境にメスを入れながら、今の日社会の問題点をあぶり出すと共にこれからの日がどうあるべきかの提言である。ブラック企業と対峙している著者なら、ルポ風にブラックな現場に近いルポも書けたはずだ。そのほうが劇的で告発の色合いは濃くなる。だが書はあえ

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  • Hagex事件の判決を受けて - Everything you've ever Dreamed

    令和元年11月20日、僕の数少ないネット友人であるブロガーHagex(ハゲックス君)が巻き込まれてしまった事件の判決が出た。判決や公判の内容や量刑については、報道されているとおりで、「もっと重い罪を」と考えるのは被害者と距離の近いところにいた人間の感情が出てしまってフェアではなくなっているので、あえて何もいわない。アンフェアな犯罪についてもフェアに厳正に対応するべきだ。それでも、判決が出たのは、ひとつの区切りなのは間違いないので、今、自分なりに考えていることを気持ちを整理させるためにも、まとめておきたい。 言われているように前例のない事件だ。ネット上のトラブルを発端に死傷者が出る事件はこれまでもあったが、どれも加害者と被害者との間に、ある程度の直接的な関係性が認められるものだったからだ。この事件は加害者と被害者との間に直接的なやりとりはほとんどなく(加害者からはそうではないらしいが)、サー

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    MyPLB 2019/11/22
  • 老後2000万円より必要になるもの。 - Everything you've ever Dreamed

    「老後生活費2000万円不足」という報告書が出てから、将来の生活へ不安を覚えている人が多いらしい。そらそうだろう。普段と変わらない生活をしていて、突然、ぽんぽん、と肩を叩かれ「キミキミ2000万足りないよ」と通告されたら誰でも驚いてしまう。呑気な僕でさえ、奥様から「2000万円は最低レベルの話でしょ!国の機関の言うことを信じるなバカ!」「特上カルビをべ続けたい」「最低3000万円は準備して」とマシンガンのように言われているうちに不安に苛まれ、500円玉貯金を加速させる必要性を強く感じているくらいだ。皆さまにおかれましては、金融商品に手を出して少ない貯蓄を溶かすようなことのないようにしてもらいたい。また、溶かしても、それは自己責任でございますので、暴徒と化さないようにしていただきたい。 実のところ僕は、将来の不安より、現在直面している問題に対する不安の方が大きい。「こづかい月2000円足り

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    MyPLB 2019/07/11
  • ひとつの出会いが、ギブアップ寸前だった僕を『戦える営業マン』へ変えてくれました。 - Everything you've ever Dreamed

    もしあの出会いがなかったら、運が悪かったら、これまで20年以上も、営業という仕事をやってこられなかったと思う。新卒で入った会社で営業部に配属してからの半年ほど、まったく結果が出なかったので、継続的に結果を出せるとはとても想像できなかったのだ。当時はインターネットで情報を集められなかったし、今のように営業スキルを教えてくれるような書籍もなかった(有名経営者の立志伝はあった)。会社の上司や先輩からは、足で稼げ、名刺を配れ、見込み客を増やせるだけ増やせ、と言われただけ。具体的に何をすればいいのか教えられなかった。新人もライバルの1人と見る風土があった。 当時、顔を出していたスナックで、時々見かける初老の男性がいた。彼はいつも一人で静かに飲んでいた。ママからは保険の営業マンだと教えられた。何十年もその道の新規開発営業でやってきた人だと。その頃の僕は、まったく結果が出せずに自信を喪っていた。仲の良か

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    MyPLB 2019/06/24
  • リストラを打ち出している企業グループの末端が悲惨すぎて言葉を失った。 - Everything you've ever Dreamed

    前職で大変お世話になっていた会社が廃業した。当時の担当者と会うことになったのは、「頼みごとがある」と連絡があったからだ。10年前、堂リニューアルの際、僕は、コンサル的な立場を任されていた。久々に訪れたその会社はラインが止められていて静かだった。正門の警備員詰め所は閉鎖されていた。頻繁に訪れていた頃は、構内をフォークリフトが頻繁に行きかっていてボケーとしていると危なかったが、注意を払う必要もなくなっていた。 会議室に通されるまでに、椅子、空調、あらゆる備品に青と赤の紙が貼ってあるのに気が付いた。マジックで売却と書いてある。青が多い。赤はときどき見かける程度。会議室も、デスクやソファーや壁掛け時計などの実用品だけでなく、よくわからない絵の入った額縁や、意味不明なオブジェにも売却の紙が貼ってあった。社内コンペの写真入った写真立てや、ボロボロのフロアマットまで売っていた。処分する金がないのだろう

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    MyPLB 2019/04/26
  • 入社8ヵ月で管理職になった僕が半年かけて断行した会社改革を全部話す。 - Everything you've ever Dreamed

    今年の4月、「新しい風を入れてくれ」とボスに言われ入社8ヵ月で品会社の営業部長になった。ホワイトな環境下で、健全で平均以上の能力をもった同僚と、気分よく仕事が出来ている。だが、大卒後ずっとブラック環境で働き続けてきた僕には、彼らの「仕事嬉しい!楽しい!大好き!」なスタンスは長所でもあるが弱点にもなりかねないように見えてならなかった。それならば、ブラック環境を生き抜いた経験を活かして彼らの力を最大限に発揮できる組織に変えてみようと考えた…とは社内的な建前で、音は、出来るだけ楽に仕事をしたいだけである。仕事ってそういうものだ。 部長になった前後に書いた記事。 労働条件の改善(固定残業代について/時短勤務の導入) 労働条件を改善するためにやったこと全部話す。 - Everything you've ever Dreamed 方針の策定(『営業に携わる時間をつくり小さい目標をチームでクリアして

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    MyPLB 2018/10/06
  • ネットで知り合った友人のお別れ会に参加した。 - Everything you've ever Dreamed

    事件に巻き込まれて亡くなった知人のお別れ会に参加した。事件の性質もあるので会の具体的なことには触れずに僕の思ったことだけを書いておきたい。彼とはインターネットを通じて知り合ったので、お別れ会でリアルな関係性である彼の職場関係や旧友の方々と触れて、改めて「事件が現実に起こった」と思い知らされた。知人の命は当に失われてしまったのだと。あれから僕は「事件」をまったく追っていないので、現在、捜査がどのように進んでいるのか、事件がどのような文脈で語られているのか、知らない。直前までわりと頻繁に会っていた人が、殺人事件の被害者になってしまったという現実を僕はまだ受け入れられない。類似事件の防止策とか犯人の動機とか事件の背景などとても考えられない。だからお別れ会への参加も当日まで悩んだのだけれど、今は参加して当に良かったと思っている。僕は44歳だ。この年齢で特に僕のように天邪鬼な性格だと、仕事以外で

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    MyPLB 2018/09/28
  • あの夏、不完全な僕たちは殴り合うしかなかった。 - Everything you've ever Dreamed

    去年の夏、まだアルバイト生活をしているとき、母から「地元のお祭りの手伝いでもしたらどう?」といわれた。どーせ暇なんだから、人様の役に立ちなさい、もしかしたらそれで仕事が見つかるかもしれないよ、と。地元の祭りは中学時代の友人や顔見知りが仕切っている。母からみれば、僕らは、まだ家に集まってファミコンで遊んでいる中学生グループなのだろう。だが、僕は彼らとのあいだに距離を感じていた。 昭和最後の夏休み(1988年)、中学三年生の僕はテレビゲームばかりしていた。仲間で集まってファミコンの「カイの冒険」をプレイしながら、エロを眺めたりジュースを飲んだり馬鹿な話をしたり。そういうくだらない時間の流れに心地よさを感じながら、妙な違和感が沸き起こってきた瞬間、温くなったスプライトを喉に流し込んだ瞬間を今も鮮烈に覚えている。 こいつらとはもう一緒にいられない、という自分がエイリアンになってしまったような感覚

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    MyPLB 2018/07/26
    神奈川という土地は、東京に進学したり就職する際に、わざわざ出ていかなくても済んでしまうのだ。僕は気持ちは地元から離れているのに、身体と生活は地元に存在している、という状況に陥っていた。
  • hagexさんの痛ましい事件について - Everything you've ever Dreamed

    刺殺された岡さん、「Hagex」の名でブログ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース hagexさんがネット上のトラブルで殺されてしまった。「ネット炎上を題材にしたセミナー直後、ネット上のトラブルで殺害される」彼が大好物だったはずの話で彼自身が登場人物になってしまったのがあまりにもつらい。一報を聞いてから12時間以上が経ったがショックは抜けない。因果関係はわからないけれど、朝から右の耳が聞こえにくくなっている。無理もない。彼とはここ数か月、月一で酒を飲み、くだらない話をする仲だったのだから。報道によって事件の概要が判明するにつれ、彼について少々誤解されているような気がしたのと、僕宛に取材の申し込みが何件か来ていたので(体調が悪くて断った)、「彼がどういう人間でどういうネット活動をしていたのか」「事件の背景と思われるもの」について僕なりの見解を残しておきたい。 彼から「ビールでも飲み

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    MyPLB 2018/06/26
    非常に丁寧に、慎重に、仕事を進める人/情報やネタの取り扱い。裏の取れないネタの捨てっぷり/掲載したら相手方の法務から名誉棄損で訴えられるか否か。ギリギリをエグる彼のやり方は、しっかりとしたベースがあって
  • hagex氏のこと - Everything you've ever Dreamed

    <殺人>「闇ウェブ」専門家刺され死亡 福岡繁華街、男出頭(毎日新聞) - Yahoo!ニュース ※事件の推移に合わせて加筆修正しました。 昨夜遅くにこの事件の被害者が有名ブロガー・ネットウォッチャーhagexという情報が流れてきた(セミナー参加者のブログ記事も読んだ)。 Hagex氏と飲んでます。 - Everything you've ever Dreamed Hagex氏と株式会社はてなへ殴り込みにきました。 - Everything you've ever Dreamed 僕はここ最近月に一度程度の頻度で氏と会っていた。顔見知りの僕が知っている氏の情報と報道されている情報とを照合したところ被害者はhagex氏だと思われる。残念だ。 ネットウォッチ勉強会「かもめ」#2「100万PVブログ達成への道」「ブログトラブル110番」 : ATNDこのイベントの講師をしていたhagex氏と被害者

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  • 僕の会社における働き方改革とそれを動かす闇の力について。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は現在、品関係会社の営業開発部長として働いている。先日、早朝部長会議が行われ、社長から「現状の給与や待遇を維持しつつ、現在8時間の所定労働時間を7時間へ短縮するための研究をしろ」と指示が出た。簡単に短縮できそうだが、よくよく考えてみるとなかなか難しい。取引先との調整が不可欠であるし、社長から《1.会社全体同時に》《2.事業に支障なく》《3.速やかに(来期)》という3条件が出されたからだ。即座に出た「会社の管理部門だけであれば速やかに実施が可能」という意見に対しては、社長はフェアではないと却下した。「経理や総務に携わる人間から導入したら、他の部署は面白くないと思わないか?」「出来ることから取り掛かるのは大事だが、その前提にはフェアさがなければならない。管理部門から導入はフェアではない」と社長。すげえ。僕が前に勤めていたブラッキーな会社で「フェア」なんて言葉を発したら、その瞬間、足下の床に

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  • 社畜は死なず、ただ消え去るのみ - Everything you've ever Dreamed

    あまり自覚はないのだが、かつて僕は社畜だったらしい。インターネットで職場の愚痴を書き連ねているなかで指摘されたのだ。あなたは社畜だと。「海の家の店長代理として炎天下30日連勤」や「朝4時ヘルプ出勤午前中いっぱいマッシュポテト等仕込み調理従事/午後からは通常勤務(営業職)復帰18時まで」等々、今振り返ってみると、我ながら都合よく会社に使われていたと感心してしまうが、そういう僕の仕事ぶりが社畜と揶揄されてもまあ仕方ないとは思う。一昨日、数年間のリーマン生活を経て脱サラしてコンサルをやっている知人が僕の会社へ来た。商談である。どこかで僕がそれなりの立場にあることを聞いたらしい。簡単なプレゼンのあと、彼は「会社勤めをやめて良かった」「自分の力で未来を切り開くのは楽しい」「会社員なんてよくやっていられるな」と言った。さすがに社畜という言葉は使わなかったけれども、言わんとしていることの意味は同じだった

    社畜は死なず、ただ消え去るのみ - Everything you've ever Dreamed
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    MyPLB 2018/06/06
    当時のことをディティールまで思い出すことは苦痛で仕方ない/ジョークで面白おかしく取り上げることはあっても、人に話せないような本当に苦しかったことは、まだ誰にも話していないし、文章にも出来ないでいる
  • 元給食営業マンが給食会社シダックスのカラオケ事業の進出と撤退について考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed

    シダックス カラオケ運営から撤退 | NHKニュース シダックスがカラオケ事業から撤退、今後は給事業に集中。僕はニュースそのもより、シダックスが給会社であることを知らない人が多いことに驚いてしまった。シダックスは日有数の給会社である。僕は、給の営業に携わっていたので(今もだけど)、シダックスといえば競合相手、給会社(通称/シダ)という認識しかないが、業界の外にいる人たちが、驚くのも無理はないとも思う。カラオケと給ではイメージが違いすぎるからだ。僕は給営業時代にシダックスの営業マンから、カラオケ事業について聞いたことがある。今回は、その情報をベースに、なぜ給会社であるシダックスがカラオケ業に進出することになったのか、そして撤退の理由について、給会社の営業マンの目線で考察してみたい。 物流で利益を出す仕組み エス・ロジックスという会社をご存じだろうか。材の一括購買と物流、

    元給食営業マンが給食会社シダックスのカラオケ事業の進出と撤退について考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed
  • 親父が死んだ。 - Everything you've ever Dreamed

    5月30日の午後、父が死んだ。二十数年前の5月30日だ。当時僕はハイティーンの学生で、前触れも、理由もなく命を絶ってしまった父をどう受け止めればいいかわからず、ただ混乱していた。119。通夜。告別式。火葬。工場のラインのように順序良く一連の葬儀は通過したはずだが、ほとんど記憶がないあたりに混乱ぶりがうかがえる。気持ちが落ち着いて家族と話をしたのは、父が骨になってからだ。遠くで電車の通りすぎていくカタンカタンという音をバックミュージックに、母と弟と僕の3人で、感傷に流されずにこれからについて話をした、時折、古時計の鐘と、犬のタローの間抜けなアクビが挿入される、あの、静かな時間は今も僕の宝物で在り続けている。父と僕はよく似ていた。見事なまでに中年太りした父と外見が似ているといわれるのは心外だったけれども、葬儀に来た親戚や父の友人から父と似ていると言われるのは、それとは別の意味で嫌だった。僕には

    親父が死んだ。 - Everything you've ever Dreamed
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    MyPLB 2018/05/31
    死んだお父さんの分もしっかり生きないといけない』『お父さんはキミのなかで生き続けている』という意味が影に含まれているようで我慢ならなかった/人生というヤツは、本人の人生の重さを支える程度の強度しかない
  • 「追い出し部屋」に飛ばされたことありますか。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    上司と折り合いが悪く、キャリア・トライ・プログラムという謎の名目のもと、今でいう追い出し部屋に異動させられたことがある。十年ほど昔のことだ。上司が、目をつけた人間を他業種関連会社の別職種に異動させ、追い出すというシステムの存在は噂だけでしか聞いたことがなかったので、実際、辞令を受けたときには、漫画みたいだな、と笑ってしまったのを覚えている。その仕組みは帰ってこられないことを揶揄して《アルカトラズ》という無駄にカッコいいあだ名がついていた。《アルカトラズ》行きは告げられた次の日からであった。人事担当者からは、営業のノウハウを活かせるところだよ、とだけ説明されていた。 アルカトラズは港にある物流倉庫だった。やってくるトラックやコンテナを受け付けて積荷をおろしフォークリフトで所定の場所に保管していく。事務所で倉庫業務をしながらテレアポ営業で新規獲得をするのが僕に与えられた仕事だった。パソコンもイ

    「追い出し部屋」に飛ばされたことありますか。 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 「YAZAWAの勘」のスゴさについて。 - Everything you've ever Dreamed

    こんな記事を読んだ。ロックンローラー矢沢永吉さんがチケットを完全電子化するらしい。なぜ?という問いにYAZAWAは「勘」と即答したという内容だ。 blogos.com 僕はこれは全人類にとっての教訓になる!といたく感動したのだけれど、は「ただの勘ですよね…」とピンとこなかったご様子。そこで僕が「YAZAWAの勘」がどう凄くて教訓になるのかにプレゼンをした。これはそのときの話のまとめである。 先ほども述べたが、この記事を読んで、僕はYAZAWAのロックな姿勢に感動した。見習いたいと思った。同時に、「YAZAWAのように俺たちも【勘】で動けばウマくいくのだ!」と勘違いする人も少なからずいるだろうな、とも思った。勘をただの思いつきと誤解している人たちである。おそらくもそうだ。だがそれは違う。「勘」の一言でまとめてしまっているが、YAZAWAは1.問題(「チケットを欲しい人がいても不正をする

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  • 入社8カ月で管理職になるためにやったこと全部話す。 - Everything you've ever Dreamed

    以前、この場で労働環境を整備するためにやったことを書いた。その冒頭で営業の責任者になるとサラっと書いていたが、今回はその過程について語りたい。 delete-all.hatenablog.com この4月から営業開発の責任者(部長)になった。実は、入社する際、ボスに対して自分を高く売り込んでおり、それが少々ハッタリをかましたものだったので、試用期間中はいつクビになるか、ビクビクしていたが、万事うまくいったといえる。ラッキー!のひとことで片づけるのもつまらんので、昨年8月まで無職ときどき駐車場アルバイトの僕が、そこそこの規模の企業のそれなりのポジションに就くことが出来たのか振り返ってみたい。 僕はブラック企業に勤めていた。らしい。らしい、というのは僕自身にブラック企業に勤めていたという実感があまりないからだ。17~8年間ブログを書いてきてよかったことなどほとんどないけれど、無理にひとつあげる

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