世界に13億9000万人のアクティブユーザーを擁するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブックは、世界の誰もが使えるコミュニケーションツールと言ってもいい存在だ。人々はここにありとあらゆるものを投稿して(あるいはしようとして)いる。 16日、フェイスブックは「コミュニティ規定」を改正した。どういった投稿が認められ、どういった投稿が許されないかについて、これまで以上に突っ込んだ目安を示したのである。 断首動画の掲載めぐって混乱 ユーザー間の自由な情報共有を促進したいというのがフェイスブックの立場であり、そうした情報共有を抑圧することなく、暴力的・攻撃的なコンテンツを禁止するのに同社は微妙な綱渡りを迫られている。ユーザーは幅広く、年齢も文化的な価値観もさまざまだし法律も国によって異なる。ガイドラインは以前から示されていたが、投稿を削除するか否かを決めるに至った理由は不透明なこ