インタビューは、タイトルにもなっている主人公・逢沢りくの名付け裏話からはじまり、そして本書の大きなポイントと言っていいであろう「東京と関西」について、流れてゆきました。 りくはオシャレで都会的な両親の元で育ち、「関西弁なんて大嫌い」。 そんなりくが母との関係の齟齬から一人で身を寄せることになったのは、なんと大嫌いな「関西」の地! 東京と関西の話や、関西人ならではの「あるある」、そして名言も飛び出した第1回目をどうぞ。 逢沢りくは、忠臣蔵? ―― 『逢沢りく』はまず、とにかくタイトルに惹かれました。これしかない! と思ってしまう、どんぴしゃりのタイトルですよね。 ほしよりこ(以下ほし)この「逢沢りく」は、二回名前が変わっているんです。最初は全然違う名前だったんですが、ちょうど同い年くらいの女の子を描いたほかの漫画の登場人物に、まったく同じ名前がいた。どうしようかなあと思ったのですが、同じ
![『逢沢りく』ほしよりこさん インタビュー|今月の特集1|みんなのミシマガジン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6a6c70facfe5e7d437746203587a13d3abf57859/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.mishimaga.com%2Ffiles%2F2015%2F0126-5.jpg)