生きているバクテリアの細胞にデータを記録して、後世に残せることが明らかに2016.06.17 13:0312,586 Rina Fukazu まさに、生きるデータストレージ...! 生きている微生物の細胞にデータを記録する技術を開発したのは、ハーバード大学の研究チーム。しかも、埋め込まれた情報は永久的で、次の世代へ引き継ぐこともできるのだそう。 今回の研究で活用されたのは、遺伝子編集ツール「CRISPR」。たった数年前にバイオテック界に登場した分子編集システムで、安価で使いやすいといわれています。これまで遺伝子工学、RNA編集、疾患モデリング、HIVなどのレトロウイルス除去に用いられてきました。そしていま、CRISPRは「微生物を、紛れもないハードドライブに変換できる」ことがサイエンス紙新刊で明らかにされています。 以前にも、科学者たちによって完全に人工的な手法で同じ実験が行なわれたことが