バラク・オバマ前米大統領は先月17日、南アフリカで開かれた「ネルソン・マンデラ年次講演」で、マンデラ生誕100周年を記念する講演を行った。オバマは、希望と切迫感を各所に盛り込んだスピーチで、ミレニアル世代が切実に必要としていたメッセージを発信した。 私を含むミレニアル世代の間では「自信の危機」が起きている。発端は2008年の金融危機で、目の前に用意されていた「安定した人生計画」に穴が空けられた。その後、私たちが見つけた仕事は目的や意義に乏しいものばかりで、この危機はさらに悪化した。 オバマ大統領が選出された際には一時的に明るい兆しが見えたものの、その感覚は現政権の発足によってたちまち消え去った。現政権は、過去数十年間の進歩を大きく傷つけ、その傷口に塩を塗り続けており、私たちの多くは、自分の生活だけでなくこの国全体が危機に瀕していることを確信するようになった。 私たちの多くが、さまざまな方法
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