2016年に入ってから一部クリエイター界隈(といっても私の周りくらいかもしれないが)でnoteがにわかなブームとなっている。一過性ブームで終わるのか、それとも文化として定着するのか?noteを運営する株式会社ピースオブケイク代表取締役CEO加藤貞顕氏に、noteで売れているモノや今後の展開を中心に、直接話を伺った。 売れているジャンルは「マンガ」。数千冊単位の販売実績も 最近、私もnoteで何冊か販売してみましたが、案外売れて驚いている。実際にはnoteではどんなジャンルが売れているのだろうか。 noteでは「マンガ」「コラム」「小説」「写真」「音楽」という5つのジャンルを設けていますが、一番売れているのは「マンガ」です。漫画家の田中圭一さんの作品は、1作品100円などで販売していますが、数千冊前半単位の売れ行きです。あとは、マンガ家の中村珍さんも、かなり売っていただいていますね(加藤氏談