POPなポイントを3行で 『なつぞら』で知られるアニメーター・刈谷仁美 北九州市を訪れて3種類のポスターを制作 彼女が感じた北九州市の色と移住の可能性 北九州市発祥といわれる酒屋での立ち呑み、通称「角打ち」に集う地元の人々の喧騒。歴史ある小倉城に見守られながら遊びまわる子どもたち、夕焼けに照らされたレンガ造りをカップルがしずかに眺めるロマンチックな情景。 イラストとして確かにデフォルメされながらも、息づかいまで感じさせるような素朴で写実的なタッチで描かれた3枚のポスターは、気鋭の若手アニメーター・刈谷仁美さんが北九州市の定住・移住を目的としたPR企画で描いたものだ。 アニメーターを主人公にしたNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』の題字とオープニングアニメーションなどを担当したことでも知られる刈谷さん。実際に北九州市を訪れ小倉や門司港(もじこう)といった街並みを肌で感じ、人々の生活が細部まで