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増田文学に関するNAPORINのブックマーク (10)

  • 腫瘍を取ったら姉だった話

    過去にね お腹がすごく痛くなったことがあるんです なんていうか圧迫感っていうか 体を折り曲げるとテニスボールを挟んでいるような違和感があって それでまぁ我慢できなくてかかりつけ医のところに行ったんです そうしたら難しい顔されて あれよあれよという間に大学病院に連れて行かれて腫瘍ができてるから手術するよって それで取ったんです 腫瘍 わたしどうしても腫瘍っていうのが見てみたくて 必死にしつこくお願いして見せてもらったんです 腫瘍はなんというか モッツラレラチーズをカマンベールチーズ色にして赤い血を浴びせたようなそういう見た目でした そんで 中に何が入ってるか調べるっていうんで それも見せて欲しいって言ったんです そうしたらね まあ面倒そうに口元ひん曲げながら銀色のトレーに中身を入れてずいっと差し出してくれてね 中には髪の毛の束と小さな歯か骨のカケラが入っていました わたしが元母親(縁切りして

    腫瘍を取ったら姉だった話
  • 1/4 夜中の1時に目がバキバキに覚めて、しばし悶々としてから無性に鶏皮を食..

    1/4 夜中の1時に目がバキバキに覚めて、しばし悶々としてから無性に鶏皮をいたくなった。コンビニのホットスナックも深夜は枯れてるし、といって冷で妥協したくもなかった。おれは鶏皮のパリパリ感が好きだ。 もう今じゃなきゃいけない、どうしようもなく鶏皮の口だったんでGoogleマップを開いてみた。駅前のトリキが5時までやってるらしい。あと10分だけスマホポチポチしてダラダラしようとタイマーをつけて、30分くらい経ってから家を出た。 友達いない上に飲めないから居酒屋なんて入ることはなくて少し緊張したけれど、数グループの団体以外に会社員風の男や学生っぽい若者の一人客もまばらにいた。騒がしすぎないし、静かすぎる事もなくて程よい。 オーダーがタブレットなのがかまいたちの動画で学んだ鳥貴族の美点だ。今はどこもそうなんだろうか。なんだか口にするのが恥ずかしいような頼み方でも、機械越しならそれもやわらぐ。

    1/4 夜中の1時に目がバキバキに覚めて、しばし悶々としてから無性に鶏皮を食..
  • セルフクンニの動画色々見たけど横から撮ったのがないので全部フェイクに見える

    小学生のときに座高を測定されてマット運動の成績も高かったゆえにセルフクンニ適正ありと判断され自民党政権下の国策で田舎の山奥にある中高一貫セルフクンニ軟体開発女学院へと編入させられて毎日毎日過酷な舌延長と背骨が折れるような柔軟体操を強制されて3年時にはようやく陰核包皮に舌が届くほどに成長するが首席卒業者は既に首延長舌延長等の肉体改造を受けておりくちばしのように尖った唇で自らの陰核をチューチュー吸いながら卒業式の祝辞をスラスラと読むだけの実力を身に着けておりそのときようやく私は選抜されたなかでも出来損ないの落第生だったのだと知りやっとセルフクンニに囚われない人生を歩み始めるがある日この地球に強大な軍事力を持った異星人が襲来し地球全土を武力によって掌握すると宣言してから各国で先進的な兵器の開発が盛んに行われ我が国日でもセルフクンニ専門学校卒業者を対象とした狭小コクピットを備えた小型人型機動兵器

    セルフクンニの動画色々見たけど横から撮ったのがないので全部フェイクに見える
    NAPORIN
    NAPORIN 2023/06/30
    増田文学(ルポ寄り)はR18おおいけど女性視点はめずらしい。ツリー下にたどっていくと飲酒したとこで敬語と句読点が入ってるのをみてなんか笑っちゃった。
  • NTRとその効用

    NTR的視座を持って生きることは人生を豊かにする。 それは、つねにおもいがけない可能性に対して開かれた態度であり、慣習的な物事の結びつきを超えてあらゆる未来を否定せず、支配と被支配の天地すらもあいまいに塗りかえる。そうした状態に政治性を求めるのならば、こういいかえてもいい。NTRとは革命である、と。 NTRの宿る瞳は風景を革命する。たとえば、あなたは都会とも田舎ともいいづらい、郊外の住宅地に住んでいて、そこにしゃれたパン屋さんが建っているとする。味はそこそこで、町のなかでさえ注目度は低い。あなたはその店へ日常的に通い、品揃えと定休日を完璧に把握し、なんとなれば五回に一回は店主が声をかけて二言三言挨拶をかわす。ちゅうくらいな好ましさがある。 ある休日、幸福な遅起きをしたあなたはその店に向かう。しかし閉まっている。開店時間は過ぎているし、定休日でもないのに。店の扉に張り紙がしてある。「Aデパー

    NTRとその効用
    NAPORIN
    NAPORIN 2023/05/20
     言いたいことはわかるけどたいていの女性は「美容室を浮気した」という8文字程度で表せてるんだよね
  • 無免許運転

    夫という車を選んで人生という長い道を走り始めた。 走りやすいし安定しているし、車に積まれてる脳みその考え方も今時のものにチューニングされている。それに丈夫だ。車体はかなりコンパクトだが、日々メンテをしているのでボディの稜線が美しい。何よりこんなに良い車なのに何故か買われていない。周りの奴らは見る目がないな、ハハハと思って選んだ。 だがどうだ。1年試乗してみて良かったので契約を結んだのに、2年格的に運転したら、粗暴でガサツな振る舞いが多くて非常に音がうるさいことが気になり始めた。 道を進むためにやってほしいことを指示をしても「なんで俺だけに押し付けるんだよ」と吐いてくる。すぐに怒り出して思うように動かない。エンストしすぎ。物事への合理性ではなく自分のお気持ちを強く優先する、お気持ちファーストの車だった。 車がスムーズに、快適に動くように毎日良質な燃料を決まった時間に与え、ボディを可愛がって

    無免許運転
  • ブックマークバトラー光

    はてなブックマークは人を叩くための道具じゃない!多様な価値観を尊重し、人々を幸せにするためのブックマークなんだ!!はてなブックマークバトルで勝負だ!!!」

    ブックマークバトラー光
  •  すでに頭髪は見る影もなく、その両目にはテレスコープとナイトビジョン..

    すでに頭髪は見る影もなく、その両目にはテレスコープとナイトビジョンを仕込んだ筒状の人工義眼が埋め込まれている。頭部だけではない。いまや彼の体の87%が電力によって稼働している。生身の肉体を残しているのは、脳と心臓を除けば寿司を握る指先と肛門括約筋だけだ。 と、その時ドアベルが鳴って暖簾をくぐってくる影があった。 「やっとるか」 「へい、らっしゃ……あ、ああ」 「よう大将、繁盛しとるようやね」 咆哮のような野太い嗄れ声を発しながら口元だけで不敵に笑うその偉丈夫の姿に、彼は言葉を失った。見覚えがあるなどというものではない。夢の中にまで追ってきたこの男に何度魘されたかわからなかった。身の丈は2メートルを超え、髪も 髭も原始人のように伸び放題。眉の上から縦に入った大きな傷によって左目は潰れている。 「刑事さん。……お久しぶりです」 気丈にそう返してみせるにも、実を言えば相当の勇気が必要だった。常連

     すでに頭髪は見る影もなく、その両目にはテレスコープとナイトビジョン..
  • おばあちゃんの思い出話と乳首責めの相性

    【続きのようなもの anond:20230328202632】 三年前に祖母が亡くなったとき、私は孫代表スピーチを頼まれた。それで葬儀に出るまでの短い間におばあちゃんとの思いでをふりかえることになった。 そのころ大好きだったアイドルが載っていたMyojoやPOTATOを見せて、おばあちゃんに誰が好みか聞くと、「みんなすてきでかっこいいけど、この子が明るい感じでお話がしやすそう」といって、当時の私の推しを選んでくれた。 画家だった曾祖父の描いた、ふたつのあけびが木になるままにはじける刹那をとらえた、グロテスクで美しい日画をいつもいとおしそうにながめていた。 横山大観の展覧会に行きたいというから、じゃあ一緒に行こうと博多駅で待ち合わせをした。前日に何度も何度も電話で確認したホームにおばあちゃんはいなくて、慌てて必死に探したら、私の母が以前に贈ったあみめの大きなベージュのレースのよそ着をきて、

    おばあちゃんの思い出話と乳首責めの相性
  • ストロングゼロを飲んだ

    昨年の冬、十年勤めた会社を辞めた。上司と揉めて、にっちもさっちも行かなくなり、最後はヤケクソで辞表を叩きつけた。 しばらく保険でいつないだあと、近所の倉庫でバイトを始めた。すでに33才。未来には何の展望もないが、特に悲しいわけでもない。そんな段階はとっくに越えてしまった。学歴もコネも才能もない俺みたいな人間は、石の裏に棲息する虫みたいにひっそり生きて、死ねばいい。たまに小さな幸福を拾えたら御の字だし、拾えなくても別にどうってことはない。 夏にSさんという男が入社してきた。俺よりひとまわり上の45才で、とにかく無口なおっさんだった。俺たちは同じ班で働くことになり、気づけば仕事帰りに飲む仲になっていた。 先週、終電を逃してSさんのアパートに泊めてもらった。その夜、彼は別人のように饒舌だった。 「そういえば、あるよ」 Sさんが冷蔵庫からおもむろにストロングゼロを出した。 「飲んだことない?」

    ストロングゼロを飲んだ
  • ドケチだった親父の話

    俺の親父はドケチだった. とにかくドケチだった. 口を開けば「カネがない」とグチった. 貧乏だった. お袋は貧乏が嫌で俺を置いて出て行ったらしかった. う物と言えばパンの耳,着るものと言えばボロ雑巾みたいな古着だった. ガキだった俺は友達が持っているスーファミが羨ましくて親父にせがんだ. 帰ってきたのはゲンコツだった. そんなカネねえ,と. ドケチなクソ親父め. でも俺はあきらめなかった. キャラクターをテレビの中で自由に動かせるのに,熱中していた. 根負けしたのか,なんとかしてやると言い出した. 俺は興奮で眠れぬ夜を過ごした. 翌週親父が持ってきたのは,中古のPC98だった. どうやら友人から譲ってもらったらしい. なんだか嫌な予感がしながら電源を入れたら,文字しか出てこねぇし,なにすりゃいいのか分からないし, まさに「コレジャナイ~」と泣きながら手足をバタバタさせてダダをコネたい気持

    ドケチだった親父の話
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