7月から休載をしていたのは、目の手術のためなのですが、ここまで長い間マンガを描くことから離れていたのは、自分がどのように自分の作品と向き合ったらいいかわからなくなってしまったからです。 私は16年ほどマンガ家をやってきて、これまでオリジナル・コミカライズ問わず数々のジャンルで作品を描いてきました。 そこで「このジャンルで生きたい」というこだわりを持たなかったことが今、悩んでいる原因に繋がったのだと思います。 自分のマンガに愛着を持ってはおりますが、どれか一つの作品で「この人はこういう作家だ」と決めつけられるのがとても苦手です。 読者さんやファンの方が私をどのような作家として見るのかは全く構わないですし、私はそれに対して作品で訴えることができます。 しかし、編集さんに決めつけられるというのは、たいへん、つらいです。 「フードコートで、また明日。」がTwitterでバズったとき、20人近くの編