著作権侵害トラブルというと、どうしても被害に遭った場合のことばかりをイメージしてしまいますが、自分が加害者として巻き込まれる可能性もあります。 「クライアントさんの指示通りに作品を作ったら、有名作家のパクリだとクレームがついた」「他の人に頼んだイラストが著作権侵害していた」等々いくつかパターンはありますが、いずれの場合も巻き込まれたらタダでは済みません。 今回は、毎度おなじみ弁護士の河野先生に、「知らずに著作権侵害してしまった」を防ぐポイントや、いわれなきクレームを付けられた場合の対処法などについてレクチャーしていただいきました。 「知らずに著作権侵害」はありえない!? ぽな: 著作権の問題は、作品やコンテンツを制作する人にとっては二重の意味で頭の痛い問題ですよね。どうしても「侵害された側」が注目されやすいかもしれませんが、制作側をしていると自分が知らず知らずのうちに「侵害する側」になっち