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ブックマーク / note.com/8_5_ (2)

  • 皆を撮影したら恐ろしいものが映り集団パニックを経験した話|やーこ

    あの時の事に至っては、「呪い」などというものではなく、誰にでも起こりうる事だと思う。 ある日、創作ダンスをする事となり、先生がダンスに自信のない者たちを集めて事前に特別練習をしてくれる事となった。 まずは楽しむことが重要であり、おのおの感じたままに好きなように動けと、先生はクラシック音楽を流し、それを録画した。 我々は曲に合わせ一斉に動き出したが、表情が硬かったのか先生は皆に笑うよう指示を出した。 曲を止め、録画を皆で確認する事となった。 再生ボタンを押すと、そこには無表情で揺れ動く不気味な集団が映し出された。 地獄のかまど付近で鰹節をばら撒いたらこのような動きを見せる事だろう。 テンポの緩やかな曲であったが故、我々の動きも妙に遅い事が見る者の不安を煽り、その不気味さに拍車をかけていた。 確実に渋谷のクラブなどには現れて欲しくはない集団である。 感想を求められたので上記の旨を伝えると、共に

    皆を撮影したら恐ろしいものが映り集団パニックを経験した話|やーこ
    NAPORIN
    NAPORIN 2022/08/26
  • カツアゲにあった話|やーこ

    昔、カツアゲにあった。 当時中学一年生の自分に、同じく中学生くらい(おそらく年上)が突如金を貸してくれと申し出てきた。 しかし、私は今コンビニでパピコを買ってしまったが為、手持ちは十数円くらいしかなかった。 これはあまりに小銭が少なすぎて、出しても殴られるのではないだろうか? 出しても出さなくても殴られる世界線に私は戦慄した。 尚も出すように要求する中学生に、何故か申し訳ない気持ちすら感じながら財布を目の前に出し、ひっくり返して中身を見せた。 ……8円。 「えっ」 中学生があまりの少なさに声を漏らした。 「えっ」 私も予想よりも少なかった金額に驚きの声を上げた。 しばらくお互いに気まずい沈黙が訪れた。 しかも、その日は母が迎えに来る事になっていた為、家に電話をする約束をしていた。 その電話代がないという事態に陥っている事にこの時初めて気がついた。 もはやカツアゲどころではない。 何故私はパ

    カツアゲにあった話|やーこ
    NAPORIN
    NAPORIN 2022/02/17
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