石けん論争にはあまり興味は無く*1、石けんにもあまり詳しくありませんが前のエントリのこともあるので書いてみます。 石けん信者にもいろいろ派閥があって細かい差異があるようです。その一つが、L-アルギニン石けんはどうなのか、という見解の差です。通常の石けんは脂肪酸ナトリウム、もしくは脂肪酸カリウムを指すのですが、L-アルギニン石けんはナトリウム塩やカリウム塩ではなくて、塩基としてアミノ酸であるアルギニンを使用を使用しています*2。このL-アルギニン石けんについて、肯定派は「脂肪酸+塩基」なので石けんだという主張。否定派は、石けんだけどナトリウム塩やカリウム塩と違って、弱酸と弱塩基の塩だから加水分解をほとんどしないという特徴があり性質が異なるといいます。 石けん学のすすめから引用 塩のうち、塩化ナトリウム(食塩)の溶液は中性ですから、加水分解はしません。強酸である塩酸と弱塩基であるアンモニアの化