露骨な性行為を描くマンガやアニメの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例(以下、都条例)の改正案が、12月10日、都議会総務委員会で可決されました。15日に開かれる本会議で可決・成立する見通しと報じられています。これに関連して、台湾在住の『Twitter』ユーザーが、1960年代の台湾マンガ界が表現規制により著しく衰退した歴史を語るツイートが話題になっています。 今回成立した都条例は、作品の芸術性・社会性をくみ取り慎重に条例を運用するよう“不健全図書”を指定する審議会の検討時間を確保する条件を盛り込んだ付帯決議にはなったものの、不明確な条文に執筆活動が不自由になる可能性は大きいことが懸念されています。 これについて「都民どころか日本人ではないが台湾の話をしよう」とツイートを始めたのは、台北市の『Twitter』ユーザー。1960年初頭、人気漫画は実写映画になるほど、輝かしい時代を