【シリコンバレー=白石武志】米テスラが2日発表した2022年1~3月の電気自動車(EV)の世界販売台数は前年同期比68%増の31万48台だった。半導体不足に苦しむライバルを横目に成長力を保ったが、インフレや資源高が響き車両価格は上昇しつつある。価格破壊でEVの普及を加速させる従来の成長シナリオは転機を迎えている。1~3月のEV販売台数は株式市場の事前予想(31万5000台前後)を下回った。新型
京都大学経済学部卒業。1997年ソニー株式会社入社後、映像関連機器部門で商品企画、技術企画、事業本部長付商品戦略担当、ソニーユニバーシティ研究生などを歴任。筑波大学大学院(修士(経営学))、京都大学大学院(博士(経済学))で経営学を学び、神戸大学経済経営研究所准教授を経て2011年より早稲田大学ビジネススクール准教授。2016年より早稲田大学大学院経営管理研究科教授。早稲田大学IT戦略研究所研究員・早稲田大学台湾研究所研究員を兼務。ハーバード大学客員研究員、東海大学(台湾)訪問教授、京都大学経営管理大学院研究員、組織学会評議員、国際戦略経営研究学会理事などを歴任したほか、ソニー株式会社外部アドバイザー、台湾奇美実業グループ新視代科技顧問、ハウス食品グループ本社株式会社中央研究所顧問、(財)日本台湾交流協会貿易経済部日台ビジネスアライアンス委員なども務めた。現在、ビジネス・ブレークスルー大学
「BEV」君、きみって昔「EV」だったよね? 電動カーに略語が多いので整理してみた:ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(1/4 ページ) 経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、テック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット/テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。 ヤマー トヨタがEV15車種(発表済みの車両を含めると16車種)を一気に発表しましたね。 トヨタ、バッテリーEVに本腰 15車種を一斉披露、2030年までに30車種展開へ マツ はい。いわゆる電気自動車ですよね。 このときに思ったのが略称が多すぎ。昔は、EV、ハイブリッドだけだったのが、なんだか増えてるぞって。 ヤマー 確かに発表されたのは「B」EVでしたもんね。B何処から来たのよと。 マツ これっておかしくないですか? ヤマー これには訳が
ここが、次世代自動車の技術開発にはなくてはならない資源、希少元素・リチウムの採掘現場だ。しかし、写真の白い部分は塩。リチウムはこのオラロス塩湖の地下200メートルから汲み上げた灌水(金属炭酸塩などを含んだ水)から精製する。海水を天日干しして塩を作る塩田のように、汲み上げた灌水から約300日乾かし、不純物を取り除き、最終的には粉末の炭酸リチウムが出来上がる。その精製工場は写真の右下、扇状の蒸発池の下の一角。いかに広大な土地かわかるはずだ。 これが、豊田通商が2014年12月に、投資SPC経由現地事業会社のサレス・デ・フフイ(Sales de Jujuy)に25%出資する形で本格稼動させた、日本企業初のリチウム資源開発プロジェクトだ。 工場の開所式は、このプロジェクトへのアルゼンチンの期待がよくわかる催しとなった。州知事をはじめ、鉱業庁長官、駐アルゼンチン大使館参事官、現地政府関係者が出席し、
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豊田通商株式会社(以下:豊田通商)が出資するアルゼンチンのリチウム開発事業会社Sales de Jujuy S.A. (以下:サレス・デ・フフイ)は、今般、アルゼンチン北西部フフイ州オラロス塩湖にてリチウムの本格生産を開始しました。それに伴い、2014年12月3日、リチウム工場の開所式を同社敷地内で行いました。今後、サレス・デ・フフイは、炭酸リチウム換算で年間17,500トンの生産を目指します。 豊田通商は、オーストラリアの資源開発会社Orocobre Limited (以下:オロコブレ)と、2010年1月より、オラロス湖でのリチウム資源開発事業化調査を実施。2012年12月にアルゼンチン・フフイ州より開発許認可を受け、採掘権を取得し、サレス・デ・フフイへ25%出資をしております。2013年8月にオラロス塩湖からかん水を汲み上げてリチウムを精製する工場を建設し、実証を行っておりましたが、こ
Volkswagen(VW)は、同社グループで取り組んでいる電気自動車(EV)シフトを推進させるため、EV用バッテリ工場の新設や、急速充電ステーションの設置といった計画を発表した。欧州だけで6つのバッテリ工場を作り、2030年までに合計で年間240GWh相当のバッテリ生産体制を整える。 スウェーデンのシェレフテオやドイツのザルツギッターなどの工場でバッテリ生産能力を増やし、VWグループのEVに対するバッテリの安定供給を目指す。さらに、デザイン共通化なども図る。 その結果、バッテリのコストを最大で半減できると見込む。さらに、材料のリサイクル性が高まり、最大95%の再利用が可能になるという。最終的に、バッテリシステムの1kWh当たり平均コストが100ユーロ(約1万3000円)を大きく下回るとした。 VWは、世界各地でEV用の急速充電ステーションも設置していく。2025年までに約4億ユーロ(約5
[東京 14日 ロイター] - トヨタ自動車は14日、2030年までに電気自動車(EV)の世界販売台数を350万台とする目標を掲げた。従来はEVと燃料電池車(FCV)を合わせて計200万台としていた。同年までにEV30車種を投入する計画で、25年までに15車種を投入するとしていた従来の計画から倍増させる。EVの目標を明確にして強化する姿勢を打ち出すことで、EVに舵を切っている欧州メーカーなど海外勢に対抗する。 同社は30年までの9年間でハイブリッド車(HV)・FCV・プラグインハイブリッド車(PHV)の研究開発・設備に対して計4兆円を投資する。EVに対しても同額の4兆円を投じ、このうち2兆円を車載電池に振り向ける。従来は車載電池に1.5兆円を投資する計画だった。30年時点での電池の生産能力は280GWh程度を想定する。2025年をめどに各国の販売店に急速充電器も設置する方針だ。 高級車ブラ
米Tesla(テスラ)の長期戦略が見えてきた。2020年9月に開いた電池事業の説明会「Battery Day(バッテリーデー)」で、コストを従来品から半減させたリチウムイオン電池を内製すると発表。30年には3TWhもの生産能力を自社で抱える計画で、年間2000万台の電気自動車(EV)を製造できる体制の構築を目指す。だが、狙うのは世界最大の自動車メーカーという称号ではなさそうだ。 100万マイル(約160万km)走行できる超長寿命のリチウムイオン電池「ミリオンマイルバッテリー」の発表があるのではないか─。噂されていた夢の電池の公開を期待した投資家たちは肩透かしを食らい、Battery Day翌日のテスラの株価は10%下がった。 確かにテスラは、超長寿命な電池を発表せず、“次世代電池の本命”とされる全固体電池にも言及しなかった。それでも、「4680」と名付けた新型のリチウムイオン電池の内製に本
2021年12月14日、トヨタはメガウェブでバッテリーEV戦略に関する説明会を実施。豊田章男社長自らが今後のEVに関する取り組みをメディアに向けて発表した。豊田社長によると、トヨタは2030年までにグローバルで30車種の純EV車を発売、同年には350万台の純EVを販売するという。「目標」とはいえこれ、とんでもない数字なのだが…。 文/ベストカーWeb編集部 写真/TOYOTA、ベストカー編集部 【画像ギャラリー】全部見せます!!! いきなり15車種のEVを世界初披露…え、これ全部市販前提車??(25枚)画像ギャラリー ■トヨタがいきなり世界のEVメーカーのトップへ…?? トヨタはこれまで、どちらかというとEVには消極的なメーカーだというイメージを持たれていた。ハイブリッドカー(つまりモーター+ガソリンエンジン)の大成功や水素エンジン搭載車、燃料電池車などさまざまな可能性を模索し続けており、
鉱山企業と労働者は“主人と奴隷” ピエール(仮名)にとって、テスラやルノー、ボルボといった有名企業の名前は何の意味も持たない。彼はEV(電気自動車)の存在すら知らない。 それでもピエールは毎朝、砂ぼこりが舞い、喧騒に満ちたフングルーメの街で働く。フングルーメは、コンゴ民主共和国南部の鉱山地帯の一角にある。ピエールはそこで、EV製造の最初の供給線を担う。彼がいなければ、EV革命も、未来の脱炭素社会も実現しない。 彼は世界で争奪戦が繰り広げられているコバルトの採掘者だ。ほとんどのEVの動力源であるリチウムイオン電池には、このコバルトが必要不可欠である。
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