「働き方改革」が叫ばれてからも、一向に生産性が上がらない日本のホワイトワーカー。 一体どこに無駄があるのか。何が生産性向上を妨げているのか、元ライフネット生命社長で、現在、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さんが書いたのが、本書『知的生産術』です。 著者は「はじめに」で、生産性を上げることの本質を以下のように明確に記しています。 ———————- 生産性を上げるとは、 ・「同じ仕事をより短い時間でこなすこと」 ・「同じ時間でたくさんの量をこなすこと」 ・「同じ時間で仕事の質を高めること」 ———————- そして、知的生産とは、「自分の頭で考えて、成長すること」と書かれているのですが、ここにはちょっと説明が必要でしょう。 著者は同じく「はじめに」でこんなことを書いています。 <自分の想像や自分の力量を超える仕事を任されたとき、今までと同じやり方、今までと同じ考え方では、今までと
本日ご紹介する一冊は、フリーランスで働くと決めた人のための、稼ぎ方・働き方マニュアル。 自分の得意分野の作り方から、仕事の取り方、お金・時間の使い方、単価の上げ方、仕事のポートフォリオの作り方、事務処理の簡素化まで、最新の情報を盛り込んだ決定版です。 著者は、Webマーケティングを専門とするフリーランスで、最近はずっと年収1000万超を確保している、山田竜也氏です。 独立しようと考える人は、いつの時代もいるものですが、近年の雇用環境を見れば、一番美味しいのは、このフリーランスという形態もしくは一人会社でしょう。 著者もエピローグで述べているように、近年は、フリーランスにとって有利な環境が整いつつあります。 その主な要因は、以下の3つです。 1.フリーランスに仕事を発注する企業の態度の変化→抵抗感減少 2.労働人口の低下→需要増 3.ITテクノロジーの発達→事業運営のコスト減 では、どうすれ
セミナーでたびたびお話していることですが、土井の実家には、高学歴の人間が一人もいません。 知識産業に携わる人も、親戚にはほぼいないと言っていいと思います。 では、なぜ自分が今のような仕事をしているかというと、幼い頃から親しんできた読書が原因です。 読書をすることで知識を得、行動を変え、その結果、人とのつながりが生まれ、人に導かれるようにして天職に出合いました。 スマホ全盛の時代ですが、読書は、本当に人生を変えるものと確信しています。 なぜスマホだけではダメかというと、スマホで読む文章のほとんどは「記事」だから。 これは土井の考えですが、記事というのは、リアルなものを扱うことが多い。今週末に行く旅行先に関する情報だったり、病気の解決法だったり、レシピだったり。 でも、それによって想像力・創造力を養われることはありません。人間は一人のときに、何の役にも立たない活動をして初めて、想像力・創造力を
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