タグ

ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (82)

  • オオヨロイトカゲ、10年後には絶滅も、密猟で激減

    「サンゲイザー」(太陽を見つめる者)の異名を持つ、竜さながらのオオヨロイトカゲ。原産地の南アフリカで、生息地と個体数が減少している。(PHOTOGRAPH BY SHIVAN PARUSNATH) スマウグが危機に陥っている。といっても、J・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』に登場する邪悪な竜ではない。災難に見舞われているのは、とがったうろこをまとい、まさにミニチュアの竜といった風貌のオオヨロイトカゲ(Smaug giganteus)だ。科学者によると、密猟や開発のせいでオオヨロイトカゲが激減しているという論文が科学誌「Journal for Nature Conservation」に発表された。(参考記事:「地球温暖化でトカゲ類2割が絶滅の恐れ」) トールキンが創作したスマウグは巨大な火の竜だが、オオヨロイトカゲは炎を吐いたりしないし、体も練り歯磨きのチューブよりわずかに大きい程

    オオヨロイトカゲ、10年後には絶滅も、密猟で激減
    NLW
    NLW 2017/05/19
  • ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察

    ほぼ骨だけになったヒトの死体をべていたところ、こちらに気づいて肋骨をくわえたまま顔を上げたオジロジカ。(PHOTOGRAPH COURTESY LAUREN A. MECKEL/ACADEMIA) 野外でヒトの死体がどのように腐敗していくのかを研究していた法医学者が意外な光景に出くわした。人骨をかじるオジロジカ(Odocoileus virginianu)だ。(参考記事:「動物大図鑑 オジロジカ」) 腐敗の過程を研究する施設は「死体農場」と呼ばれ、どんな動物が死体に群がってくるのかも研究対象になっている。(参考記事:「真犯人を追う 科学捜査」) よく見かけるのは、キツネ、ヒメコンドル、アライグマなど。米テキサス州サンマルコスにある法医人類学研究所では、他にも死体をべにやってくる動物がいるかどうかを観察するため、カメラを仕掛けた。すると、予期していた通り興味深い発見があった。(参考記事:

    ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察
    NLW
    NLW 2017/05/12
  • プラスチック食べる虫を発見、ごみ処理には疑問

    ハチの巣に寄生するように進化したハチノスツヅリガの幼虫が、プラスチックもべることがわかった。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN PLANT, ALAMY) 世界では、年間3億トンのプラスチックが製造されている。そのほとんどは自然に分解することなく、最終的には世界の隅々を汚すごみとなっている。このプラスチックごみの問題に、欧州の研究チームがちょっと変わった解決法を見つけたかもしれない。どこにでもいる普通の小さな虫が、40分でレジ袋に大きな穴を開けることを発見したのだ。(参考記事:「海ゴミの出所を特定、1位は中国」) 米スタンフォード大学の環境工学者ウェイミン・ウー氏は、「プラスチックの生分解性の研究において、またひとつ画期的な発見となりました」と評価した。 研究を率いたのは、スペインにあるカンタブリア大学の発生生物学者フェデリカ・ベルトチーニ氏である。彼女が初めてこの可能性に気

    プラスチック食べる虫を発見、ごみ処理には疑問
    NLW
    NLW 2017/04/27
  • 27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。(PHOTOGRAPH BY ANDY MOLLOY, KENNEBEC JOURNAL, AP) 1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものをべて生き延びた。30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。 人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。「ナショナル ジオグラフィック」誌にも寄稿しているジャーナ

    27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    NLW
    NLW 2017/04/12
  • 【動画】ハワイで「溶岩の滝」が海へ、圧巻の光景

    米国ハワイ州のキラウエア火山から溶岩の「滝」が海に流れ込み、注目を集めている。場所はハワイ島にあるハワイ火山国立公園のカモクナ溶岩デルタ。2016年12月31日、海に面した断崖の一部が崩壊したことがきっかけで、今回の現象が始まった。(参考記事:「【動画】キラウエア火山が見せた炎のショー」) 米国立公園局は、Facebookなどで写真や情報を発信、溶岩流に近づかないよう呼びかけている。 上の溶岩流の動画は、立ち入りが許可されている場所から写真家ウォレン・フィンツ氏が撮影したものだ。動画には、2人のハイカーが崖の上から溶岩流に近づく姿も映っている。フィンツ氏によると、2人は崖の一部が崩れたために安全な場所に移動したが、その直後に海で爆発が起き、その破片は2人が立っていた場所まで飛んでいったという。(参考記事:「【動画】ドローンがとらえた煮えたぎる溶岩湖」) フィンツ氏がこの動画を撮影したのは1

    【動画】ハワイで「溶岩の滝」が海へ、圧巻の光景
    NLW
    NLW 2017/02/03
  • アマゾンの「孤立部族」を偶然撮影、部族名も不明

    ブラジルのジャングル奥深く、低空飛行するヘリコプターに向かって弓矢を構える孤立部族。(Photograph by Ricardo Stuckert) ブラジルの熱帯雨林地帯に住む「孤立部族」の新たな写真が空から撮影された。今や地球上からほとんど姿を消した新石器時代のような生活の様子が写真に収められ、驚きをもって受け止められている。 およそ4年ごとに移動繰り返す ブラジル人写真家リカルド・スタッカート氏がヘリコプターから撮影した高解像写真には、アマゾンのジャングル奥深くで他との接触を完全に断って生活している部族の姿がとらえられている。ナショナル ジオグラフィックは、スタッカート氏から一部の写真を最初に公開する権利を入手した。(参考記事:「ジャレド・ダイアモンド「私が伝統的部族社会から学んだこと」」) 「まるで20世紀の画家になったような気分でした」。氏は、彼らを目にしたときの反応についてそう

    アマゾンの「孤立部族」を偶然撮影、部族名も不明
    NLW
    NLW 2016/12/27
  • 2016年に話題になったヘンな動物トップ10

    多くの人にとって、今年は実におかしな年であったが、自然界も例外ではない。 双頭のサメ、尻でドラムを叩くイモムシ、体内にミラーボールを持つクモ。我々人間の想像をはるかに超える不思議な生き物たちが話題となった。 そこで、ヘンなものが大好きという読者のために、2016年に発見された動物たちの中でも特におかしなものばかりを集めてみた。(参考記事:「2016年に話題を集めた動物の動画トップ10」)

    2016年に話題になったヘンな動物トップ10
    NLW
    NLW 2016/12/26
  • 【動画】ヘビ?クモ?な「動く模様」に学者も困惑

    【動画】ヘビかクモか? 2016年12月16日撮影。小さなヘビがこちらを見ている。ニヤリと笑っているような顔の目の下にある奇妙な斑点は、脈打つようにゆらめいている。というイメージはすべて錯覚。クモの専門家であるジョセフ・コー氏によると、おそらくオオトリノフンダマシ(Cyrtarachne inaequalis)というクモだという。ヘビのように見えるのは、擬態をしているからとも考えられるが、その答えは専門家にもわからない。脈打つ斑点の正体も謎だ。(Video: Nicky Bay)(説明は英語です) 黒い斑点がゆらゆらとうごめいているこの物体を見て、ヘビの頭部に似ていると思った人もいるのではないだろうか。 その正体は実はクモ――正確にはクモの腹部だ。シンガポールで撮影されたこの生物の脈打つ斑点は、謎に満ちている。トリノフンダマシ属の仲間であるクモが、体内でどのようにこうした動きを発生させてい

    【動画】ヘビ?クモ?な「動く模様」に学者も困惑
    NLW
    NLW 2016/12/21
  • 第27回 実はボツ写真だった史上もっとも有名な「アフガンの少女」

    創刊125周年記念特別号の2013年10月号。表紙に「アフガンの少女」が使われたのはこれで3度目です。2度目の表紙は次のページでどうぞ。(写真クリックで拡大) 「ナショナル ジオグラフィックの写真家たちが追い求めるのは、そうした「歴史的瞬間」ではない。読者の心に最も深く刻まれた1枚は、歴史上の大人物の写真でも、大事件の写真でもない。それは1984年、写真家のスティーブ・マッカリーがパキスタンの難民キャンプで出会ったアフガニスタンの少女の写真だった」(『ナショナル ジオグラフィック日版』2013年10月号特集「写真の力」より) 「アフガニスタンの少女」とは、この創刊125周年を記念する特別な号の表紙にもなっているアフガン難民の12歳の女の子です。ソ連軍の爆撃で両親を失い、祖国を追われ、どこか怯えているようにも見えながら、でも、何かを強く訴えかけるとても印象深い緑色の目をしています。 198

    第27回 実はボツ写真だった史上もっとも有名な「アフガンの少女」
    NLW
    NLW 2016/10/27
  • 大絶滅を生き延びた角のある古代ザメ

    頭上にフックのような突起があったとされている古代のサメ。このサメの仲間をはじめとするいくつかの小型のサメが、大絶滅を生き延びて恐竜の時代まで生息していたことが化石によって確認された。 Image courtesy Alain Beneteau 2013 古代の海にはさまざまな小型のサメの仲間が泳いでおり、中には頭上にツノのような器官を備えたものまでいたという。最新の研究で、これらのサメは従来考えられていたよりはるかに長く、約1億2000万年前頃まで生き延びていたことが明らかになった。多くの生物種が絶滅した時期にも、深海がシェルターの役割を果たしていたものと考えられる。 約2億5200万年前のペルム紀(二畳紀)末から三畳紀初期にかけて、地球上の海洋生物のおよそ90%が死に絶える大絶滅が起きた。 火山の噴火、海中の酸素の減少、深刻な気象変動などのさまざまな事態に見舞われたこの時期は、化石記録を

    大絶滅を生き延びた角のある古代ザメ
    NLW
    NLW 2016/10/07
  • 2500年前の墓から完全な大麻草13本を発見

    大麻草は、2500年ほど前に中国トルファンで埋葬された成人男性の体の上に置かれていた。(PHOTOGRAPH COURTESY OF HONGEN JIANG) 中国北西部の古代墓地から、13の大麻草が原形をほぼ留めた状態で出土した。考古学者らは、古代ユーラシア文化において大麻が儀式や医療目的でどのように用いられていたかを理解する上で、貴重な発見であるとしている。 今回の発掘についての論文は、植物に関する科学誌「Economic Botany」に発表された。それによると、中国科学院大学の考古学者蒋洪恩氏の研究チームは、中国のトルファン盆地で白人の特徴を持つ35歳前後の成人男性の墓を発見した。男性の体は木の寝台に横たえられ、頭の下にはアシで作られた枕が置かれていた。 胸の上には、それぞれの長さが90センチほどの大麻草が13、体に対して斜めに置かれていた。根は脚に向けて骨盤の下あたりに置か

    2500年前の墓から完全な大麻草13本を発見
    NLW
    NLW 2016/10/07
  • ロビンソン・クルーソー「実在神話」の真相

    無人島でヤギと遊ぶ海賊のアレクサンダー・セルカーク(後ろに見える家の描写は正確ではない)。セルカークはロビンソン・クルーソーのモデルと考えられているが、研究者たちは違和感を訴えている。(PHOTOGRAPH BY MARY EVANS PICTURE LIBRARY, ALAMY) 英国の作家ダニエル・デフォーが1719年に小説『ロビンソン・クルーソー』を発表した当時、実在する海賊のサバイバルを描いた物語は文学の主要なジャンルの一つだった。デフォーはこうした物語の影響を受け、乗っていた船が沈没し、孤島に流れ着いた英国人を主人公にした小説を書いた。内容は典型的な漂流記だったが、この物語はたちまち人気となり、最初の1年間に何度も重版されるほどだった。(参考記事:2006年8月号「カリブ最強の海賊『黒ひげ』」) 1731年にデフォーが死去した後、ロビンソン・クルーソーのモデルは無人島で4年半を過

    ロビンソン・クルーソー「実在神話」の真相
    NLW
    NLW 2016/10/06
  • 半透明のかわいい新種カエル、コスタリカで発見

    ダイアンズ・ベアハーテッド・グラスフロッグ。論文の筆頭著者ブライアン・クビッキ氏の母の名にちなんで命名された。(Photograph by Brian Kubicki, Costa Rican Amphibian Research Center) 美しいライムグリーンの体を持つ半透明のグラスフロッグ(glass flog、アマガエルモドキ科)の新種が、コスタリカで発見された。飛び出た白い眼球といい横長の黒い瞳といい、『セサミストリート』の人気キャラクター、歌好きカエルのカーミットにそっくりとインターネットで話題を呼んでいる。 Newly discovered frog is a Kermit look-a-like. #StopEverything #StillNewStuffInTheWorld http://t.co/8qZuTYoO3G pic.twitter.com/2e0gt5s

    半透明のかわいい新種カエル、コスタリカで発見
    NLW
    NLW 2016/09/28
  • 体長1センチの新種カエル、7種を発見

    最近、ブラジルで発見された超小型カエルの1種(Photograph by Luiz Fernando Ribeiro, CC BY SA) ブラジルの熱帯雨林で、体長1センチほどの小さなカエルの新種7種が発見された。先週、ブラジルのパラナ連邦大学教授マルシオ・パイ氏が、オンライン学術誌「PeerJ」に発表した。 見つかった新種はいずれもコガネガエル属(Brachycephalus)の仲間。体がごく小さく、鮮やかな色をしていることで知られる。目立つ色で、皮膚に猛毒を持つことを敵に警告しているようだ。(参考記事:「最小の脊椎動物、7.7ミリのカエル」) コガネガエルの大半の種は、ブラジルの雲霧林のごく限られた山の頂上付近でしか発見されていない。 これらの種は、谷に遮られて生息域を広げられず、それぞれの種が互いに隔離され、孤立して生息している。 コガネガエルが21種から28種に 今回論文を発表し

    体長1センチの新種カエル、7種を発見
    NLW
    NLW 2016/09/28
  • 新種のアリ、毒ガエルの胃から発見

    新たに発見されたアリは体長6ミリほど。アゴは獲物をとらえるのに使われるのかもしれない。(PHOTOGRAPH BY C. RABELING & J. SOSA-CALVO) 新種の発見に挑む科学者と聞くと、地面に残された正体不明の足跡をたどったり、密林を切り開いて進んだりといった光景を想像する人もいるだろう。しかし発見は、時としてもっと身近な場所に潜んでいる。 新種の熱帯アリLenomyrmex hoelldobleriは、エクアドル産の毒ガエルの腹の中から発見され、2016年9月に学術誌『ZooKeys』に発表された。 「小さな悪魔」がべていた 論文を執筆した米ロチェスター大学のアリ研究者クリスチャン・レイベリング氏によると、鮮やかなオレンジ色をしたこの毒ガエルは、通称ディアブリート(スペイン語で小さな悪魔の意、学名Oophaga sylvatica)と呼ばれ、アリを好んでべることで

    新種のアリ、毒ガエルの胃から発見
    NLW
    NLW 2016/09/28
  • 野外のネコは排除されるべきか、米で議論

    米国ボルチモアの路上を徘徊するネコたち。彼らは脅威なのか。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI) 野外を自由気ままに歩き回る飼いネコやノラネコが、鳥をはじめとする野生生物にとって多大なる脅威になっているとして、これらの「外ネコ」を完全に排除すべきだという大胆な意見がある。 その意見を代表するのが、このほど米国で発行された書籍『Cat Wars(ネコ戦争)』(Princeton University Press)だ。著者はスミソニアン渡り鳥センター長のピーター・マラ氏と作家のクリス・サンテラ氏。どちらかというと学術専門書に近い内容で、野外にいるネコを捕まえて避妊手術を施してから野生に戻すという、米国で現在広く行われている活動を批判し、根的な問題解決を図るにはあらゆる手段を講じるべきと訴える。ネコの数が増えすぎて画期的な打開策もない現状では、安楽死をはじめあらゆる選択

    野外のネコは排除されるべきか、米で議論
    NLW
    NLW 2016/09/26
  • 19世紀に消えた北極探検船テラー号ついに発見

    無人機が撮影した H.M.S.テラー号の舵輪。木製の船体は直立した形で沈んでおり、保存状態も良さそうだ。(Photograph Courtesy Arctic Research Foundation) ジョア・ヘブンというイヌイットの集落が、カナダ北極圏史上最大ともいえる歴史的発見を祝っている。この村のイヌイットのハンターによる情報から、168年前に行方がわからなくなっていた英国フランクリン探検隊の船、H.M.S.テラー号が発見されたのだ。実際に発見したのは、カナダ北極圏の科学研究活動を支援する北極研究財団(Arctic Research Foundation)という非営利団体の探検家たちだ。 この探検船の最期をずっと調べてきた研究者たちにとって、これは大きな発見だ。「何度もハイタッチをしたり、抱き合って喜んだりしました」と話すのは、財団のCEOで今回の調査の指揮を執るアドリアン・シムノウ

    19世紀に消えた北極探検船テラー号ついに発見
    NLW
    NLW 2016/09/17
  • 数十億匹のガガンボが大発生か、英国

    英国はもうすぐ昆虫による侵略に直面するかもしれない。蚊を大きくしたような昆虫ガガンボの、数十億にもおよぶ大発生だ。(参考記事:「猛毒の“ネコ毛虫”、米国で大発生か」) このガガンボの一種(Tipula paludosa)は体長約1.3センチほどで、細長い足がツルを連想させることから、英名は「ツル(crane) fly」、または「あしながおじさん(Daddy long-legs)」とも呼ばれている(米国であしながおじさんといえばザトウムシを指す)。毎年秋になると大量に発生するが、2015年から2016年初めにかけて特に雨が多かったため、土の中でガガンボの幼虫が大量に育ち、秋に一気に地上へ出てくるのではないかといわれているのだ。しかも、9月の暖かい陽気のおかげで、これまでのガガンボの北限を一気に押し広げるかもしれない。(参考記事:「まるで夏の吹雪、スペインのカゲロウの大群」) しかし、人間へ直

    数十億匹のガガンボが大発生か、英国
    NLW
    NLW 2016/09/16
  • 1億7000万年前の「極上」魚竜化石を発掘

    1億7000万年前に生息した体長4メートルの魚竜、ストア・ロックス・モンスターの想像図。(ILLUSTRATION COURTESY OF UNIVERSITY OF EDINBURGH) 英国スコットランドのスカイ島で、50年前に見つかった化石の発掘作業が完了し、ネッシーも驚きの怪物の全貌が明らかになった。1億7000万年前の海に君臨していた、体長およそ4メートルの海生爬虫類だ。 「ストア・ロックス・モンスター」と名づけられた化石は、ほぼ完全な骨格を保つ魚竜(イクチオサウルス)の仲間。魚竜は絶滅した海生爬虫類の1グループで、恐竜と同じ時代の海をイルカのような体で泳いでいた。イカや魚をべるのに適した細長い吻と円錐形の歯を持ち、泳ぎも速かったと考えられている。 アマチュアの化石収集家によって発見されたストア・ロックス・モンスターは、スコットランドで過去に発掘された海生爬虫類の中で最も完全に

    1億7000万年前の「極上」魚竜化石を発掘
    NLW
    NLW 2016/09/08
  • 【動画】衝撃、ヘビの口から大きなウシ科動物

    せっかくの昼を吐き出してしまったニシキヘビ。(閲覧注意:刺激の強い内容を含んでいます。音声は英語です) 巨大なニシキヘビが、丸のみしたウシ科の動物アンテロープを吐き出すという衝撃的な動画を紹介しよう(ただし、胃腸の弱い方にはおすすめしない)。 英国のニュース配信社ケイターズ・ニュースによると、この動画は8月22日、インド北部のゴーラクプルで撮影された。動画には、大勢の見物人の姿や音声が入っており、棒でアンテロープを突いている人もいる。 見物人たちがヘビにストレスを与えたようだと、爬虫両生類学者で米フロリダ自然史博物館のコレクションマネジャー、ケネス・クリスコ氏は言う。「アンテロープが無駄になるのが残念です。もうあのまま腐って、ハエの餌になってしまうだけですから」(参考記事:「【動画】猛毒ヘビのもつれあう奇妙な格闘を撮影」) たとえ見物人がいなくなったとしても、このヘビが戻って来てまたこの

    【動画】衝撃、ヘビの口から大きなウシ科動物
    NLW
    NLW 2016/08/31