マレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)に住む一夫多妻制の一家。夫1人、妻3人、夫の実子1人、さらに養子と孫たち(2008年5月29日撮影)。(c)AFP/TEH ENG KOON 【5月27日 AFP】マレーシア議会でマレー系ムスリムの議員が、「イスラム教信者の女性たちが一夫多妻制を受け入れるような教えを受ければ、結婚にまつわる問題は減り、離婚率も下がるだろう」と発言し問題になっている。地元日刊紙「スター(Star)」が23日、報じた。 無所属のイブラヒム・アリ(Ibrahim Ali)議員が、「結婚に関する問題で非難されるのは常に女性ばかりだ」という不満に対して発言した。 同紙によるとアリ議員は「こうした問題が起こるのは、女性が一夫多妻制を受け入れられないから。予防策的に、女性に対する一夫多妻制の大キャンペーンを行ってはどうか」などと語った。アリ議員はさらに、妊娠してい