ブックマーク / iphone.moo.jp (2)

  • TouchRetouchのアルゴリズム

    画像修復(inpainting)とは画像中の欠損領域を、何らかの方法で修復することを指します。iPhoneアプリとしてはTouchRetouchが有名ですね。 基的に、画像修復はマルチコアのCPUを使っても2・3分は余裕でかかる処理なのに、TouchRetouchでは、iPhoneという非力なプラットフォームにもかかわらず10秒程度で処理が終了しています。このTouchRetouchがどのようなアルゴリズムで修復を行っているのかが気になったので、少し調べてみました。 画像修復とひとくちにいっても、 1. 輝度値の連続性を考慮した画像修復 2 .特徴空間での補間による画像修復 3. テクスチャの逐次合成による画像修復 4. テクスチャの全体最適化による画像修復 といったものがあるようです。 ここらへんはこちらの論文を参考にさせていただきました。 輝度値の変化と画像の局所性を考慮したパターン

  • 画像修復プログラムを作った

    OpenCVを使って、欠損領域を含む画像に対して画像修復を行うプログラムを作成しました。参考にした論文はこちらです。かなりGreedyで時間のかかるアルゴリズムですが、結果画像のクオリティは高いです。 Y. Wexler, E. Shechtman and M. Irani, Space-Time Video Completion. IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR), Washington, June 2004. 入力画像がこちら。 赤色正方形の部分を欠損領域として指定しています。 修復結果がこちら かなりのクオリティで修復できているのが分かりますね。アルゴリズムとしては、先日紹介した4種類のうち4番目の「テクスチャの全体最適化による画像修復」に相当します。 このアルゴリズムの基的なアイデア

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