盛り上がった反原発運動を萎縮させる目的だろうか。 一〇月五日午後七時過ぎ、大阪市北区の関西電力本店前で原発再稼働に 抗議するデモに参加していた兵庫県神戸市東灘区の男性(四八歳)が 「警備していた天満署の警部補を押し倒して怪我をさせた」とされ、 大阪府警に公務執行妨害罪、傷害罪の容疑で逮捕され、身柄拘束されている。 男性は「掴み合いになって抱きつくように一緒に転んだ」などと容疑を否認しているという。 関電の南西側でデモ隊と警備の警官たちが揉み合いになり警部補を含む複数の人が倒れた。 「女性に躓いた警官が男性を引っ張って自分が押し倒されたような格好にした」と証言する人も 多く、警部補が男性の腕を引いているような動画も配信された。 当の女性も「先に倒れていた自分に躓いた警部補が尻もちをついた」と証言した。 逮捕後も「不当逮捕だ」と天満署前でも抗議活動が行なわれ、 抗議団が請願書を出そうとしたが受