WOWOWの大島渚特集は好企画だった。『少年』から『御法度』に至る、フィルモグラフィの他の主要作品を飛ばした5作のみの放送であるけれども、これだけで十分大島監督の一貫した撮影・編集技法の凄みを再確認できるピックアップであった。 80年代以降の大島渚はビッグネームになりすぎ、映画を撮る機会に恵まれなかった。にもかかわらず、間歇的に撮られた大作におけるカメラワーク・照明・編集の、初期作品同様の緊迫感と完成度の高さはすごい。 わたしは若い頃『儀式』に打たれたクチだが、今回何十年ぶりかに見直して、時々すっと動くカメラにやはり打たれた。大島監督の絵づくりは監督自身のあたまのなかのイメージに忠実なのだと推測するが、その構図において不意に動くカメラは、果たして監督自身の指示によるものか、それとも監督の意を汲んだカメラマンの考えによるものか。いずれにせよこの監督は、撮る前からモンタージュの構成が決まってい
冬の早い日が暮れ、大阪・此花区の住宅街にチャルメラが響く。 「おっちゃん、ラーメン一つ!」。2階の窓からのぞいた顔に、屋台から声が飛んだ。「おうよ!」 ラーメン屋台「イナリ軒」が今年、「開店」50年を迎えた。引くのは、長坂精二さん(69)。夕6時から夜0時まで、阪神なんば線千鳥橋駅辺りを回る。 今の屋台で3台目。小まめに修理しながら、もう30年になる。LEDライトのちょうちんには「只今(ただいま)金欠中」。明かりは石油ランプだ。 メニューは6種類。スープはしょうゆベースで、500円のラーメン(チャーシュー2枚入り)から、1千円のチャーシューワンタンメンまで。「精をつけろ」と、若い客にはニンニクを足してやる。 「お帰り」「お疲れさん」。家路を急ぐ人に声をかける。ふと、町工場の前で屋台を止めた。半開きのシャッターから漏れる明かりに、いきなり叫んだ。 「あんまり残業すな!」 「あいよ!」。中から
帰りの新幹線で読む用のあれで岡村星『誘爆発作』(→amazon)を、つい帯に釣られて買ってしまった。作者は帯でハードル上げるのやめてくれと後書きで書いているが、この帯で僕は買いましたからね!正直この帯じゃマンガのライトユーザー層は却って敬遠するんじゃないかと心配申し上げるくらいです。つーか帯が他の漫画を批評しているってどういう帯なのか。ということで帯でグッと来たところを抜き書きで取り上げます。 「魅力的な登場人物」 記号的な、テンプレどおりのキャラではなく、実在するかのような登場人物が作中に息づいています。安易なキャラ立てに食傷している人にも、すぐれた効果をあらわします。(1巻より) ちなみに帯のこの解説はフォントでいうところの5ptくらいの大きさの文字でざっくりぎっしり書かれています。そこをガッツリ読んで買ったわたくしは、帯(幅10センチ程度)の上方に沙村広明による推薦文が書かれていると
長女(小3)による自由研究、サイコロで出やすい目は何か、の結果 http://t.co/W6mpIa9sfF
開発に使ってるLinuxサーバで、Swap領域が大量に使用されて動作が重くなっていたのでSwap領域を解放するためにやったことのまとめ。 単純にサーバ再起動してもよいのだけど、それだと作業中のEmacsが落ちてしまうので開発効率がおちる。 サーバ再起動させずにSwapを空にする方法はないかと試行錯誤してみたら、うまくいきました。 メモリに空き容量がある場合 Swap usedの容量よりも実メモリの空き容量の方が大きい場合、単純にスワップをoffにしてonにすれば解決します。 swapoff -a && swapon -a (swapoffコマンドが見つからない場合は /sbin/swapoff などをあたってみてください。) メモリに空き容量がない場合 「スワップをoffにする」とは、ディスクに退避されてるデータをメモリに移動させることです。 なのでメモリの空き容量が足りない場合はswap
学校、超好きだったすよ。お昼くらいに行ってたけど。よく掃除の時間に着いて、友達と「もう終わりじゃん!」「まだ終わってねえよ」ってやり取りをしてました。掃除しないんですけどね。 で、遅刻が多すぎた数人が毎月呼び出されて反省文を書かされる。一貫して「時間に対する概念は絶対的ではない」ということを説いた。国や歴史によって「時間観」は違った、今の日本のそれは局所的なものだ、とか何とか。毎月色んな角度から書く。反省文ていうかエッセー。先生、折れますよね。めんどくさすぎるでしょ、そんな生徒。 県立だから、退学っていう伝家の宝刀が使えない。退学があったら、急にこっちの立場弱くなりますよ。高校、ふつうに出たいじゃないすか。大学も行きたいし。■高校にランドセル、「コンテンポラリーアート」 放課後は町に行く。歩いて10分くらいの徳島駅前。ほかの高校のやつらもいて、「ようよう」ってやるだけ。何が楽しかったんだろ
アルツハイマー病の治療法確立を目指す国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」を巡り、厚生労働省が臨床研究データの改ざんを指摘する実名入りの内部告発メールを無断で告発対象の研究チームの責任者に転送していたことが分かった。内部告発者の人権を著しく損なう行為で、国家公務員法(守秘義務)や内規に触れる可能性もある。 厚労省が国家プロジェクトを守るため疑惑をもみ消そうとしたとの疑念も招いており、厚労省の調査への信頼が揺らぐのは必至だ。 厚労省認知症・虐待防止対策推進室によると、担当専門官に「改ざんが数十例ある」というメールが届いたのは昨年11月18日。J―ADNI事務局側がデータの書き換えを指示した文書と、その通りに書き換えられた検査記録が添付されていた。専門官は翌日、「研究チーム内で対処すること」と判断し、代表研究者の岩坪威東大教授にそのままの文面と添付資料をメールで送ったという。
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