街を洪水が襲うと、人は土のうを積み、堤防を高くする。一方、集団で“救命いかだ”を作り上げるのがヒアリだ。「ヒアリはコロニーのすべての卵を集め、地下に張り巡らされたトンネルから地上へ移動する。そして、氾濫した水が襲うと、まとまって巨大な“いかだ”になる」とジョージア工科大学のネイサン・J・ムロット氏は説明する。 Photograph courtesy David Hu and Nathan J. Mlot 街を洪水が襲うと、人は土のうを積み、堤防を高くする。一方、集団で“救命いかだ”を作り上げるのがヒアリだ。 アメリカ、ジョージア工科大学の工学教授デイビッド・フー氏と大学院生ネイサン・J・ムロット(Nathan J. Mlot)氏は、水の上で何週間も浮いている“アリのいかだ”の情報を得た。 「ヒアリはコロニーのすべての卵を集め、地下に張り巡らされたトンネルから地上へ移動する。そして、氾濫した
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