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2020年5月1日のブックマーク (2件)

  • SF史に残る(べき)ゲームたち:第12回『VA-11 Hall-A』サイバーパンク×ラテンアメリカ×ポストトゥルース

    『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』はべネズエラのインディーゲームメーカーSukeban gamesが作った、「サイバーパンクバーテンダーアクション」なるジャンルのゲーム作品である。 まずそのジャンル名に驚くかもしれない。さらには、日のアニメ調のグラフィックのスタイルを選んでいながら、南米ベネズエラの作品であることに驚く読者もいるかもしれない。ゲームがインディーで作られていることに驚く読者も、ひょっとするといるかもしれない。当然、驚いていい。「にもかかわらず傑作である」とぼくが主張しようとしているとお考えなら、それは大間違いだ。「だからこそ傑作である」というのが、ぼくの考えである。 その説明に入る前に、まずは作品の内容を簡単に紹介する。舞台は207x年の近未来、グリッチシティ。そこにはサイボーグや人造人間や遺伝子改造された人間など様々な人が

    SF史に残る(べき)ゲームたち:第12回『VA-11 Hall-A』サイバーパンク×ラテンアメリカ×ポストトゥルース
    Nnwww
    Nnwww 2020/05/01
    確かに世界観の作風に押井守を感じる。人や文化関連はアップデートされてると思うけど。
  • 個性的で普遍的な魅力を持ったサイバーパンクアドベンチャー「VA-11 Hall-A」レビュー

    フランスの批評家ロラン・バルトの有名な箴言に「人はつねに愛するものについて語りそこなう」というものがある。これは文学や映画音楽に当てはまるだけではなく、当然、ビデオゲームにも当てはまるだろう。作「VA-11 Hall-A」のインタビューやプレビューなどを私は既に数多く書いているが、それらの中で作への愛を隠していない。そのため今回のレビューはどちらかと言えば、気乗りしないものだ。自分の好きな作品をより多くの人に伝えたいという気持ちが強い反面、恋は盲目となり、筋違いの評価を他人にも押し付けてしまうからだ。 とはいえ、今回、レビューにあたってPC版でプレイし直したが、良くも悪くも作の個性を改めて思い知った。苦しい作業とはいえ、ある種のオトシマエとしてこのタイミングとしてレビューを書くのは悪くはない。過去を精算して未来に歩み出すのが、作のひとつのテーマである以上、発売前から(勝手に)熱狂

    個性的で普遍的な魅力を持ったサイバーパンクアドベンチャー「VA-11 Hall-A」レビュー
    Nnwww
    Nnwww 2020/05/01
    ジルの私小説(明かされる)+ジルに関わる人たちの私小説群(ほとんどは明かされない)の交流、ネットで知る世界情勢、これらが受動的なことが厚みを作り出してる。