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ブックマーク / 0xcc.net (4)

  • いやなブログ: C のテンプレートでダックタイピング

    C++ のテンプレートでダックタイピング RubyPython などの動的な言語では、ダックタイピング (duck typing) というテクニックが多用されています。 ダックタイピングは、同じインタフェースさえ備えていれば型は何でも構わない、という考え方に基づく多態 (polymorphism) の手法です。アヒルのように見えて、アヒルのように鳴くなら、アヒルに違いない、というわけです。 そして、現在最も注目を浴びている言語である C++ でもテンプレートを用いるとダックタイピングを行えます。 ダックタイピングを使うと、継承関係を無視して多態的にオブジェクトのメソッドを呼び出せます。たとえば、次の Ruby のコードでは、func に Duck と Foo のどちらのオブジェクトを渡しても正常に動作します。これは Duck, Foo ともに、共通のインタフェースを持つ quack

  • バッドノウハウと「奥が深い症候群」

    計算機を使っていると、何でこんなことを覚えないといけないのだ ろうか、とストレスを感じつつも、それを覚えないとソフトウェア を使いこなすことができないためにしぶしぶ覚えなければならない、 といった類いのノウハウは多い。そうした雑多なノウハウのことを、 来は知りたくもないノウハウという意味で、私はバッドノウハウ と呼んでいる。 バッドノウハウは、ソフトウェアの複雑怪奇な仕様が歴史的に引き ずられ、根的な改善は行われないまま、そのノウハウが文書によっ て受け継がれることによって蓄積が進行する。Unix 上で広く使わ れているツールとしてはTeX, Emacs, sendmail, bind, perl, gnuplot, procmail などは、役に立つツールであると同時に、その 複雑怪奇な仕様によって長年に渡ってユーザを苦しめ続け、バッド ノウハウの温床として悪名が名高い。こうしたツー

  • 読解いやな法則: 何もやらないよりはだらだらやった方がまし - bkブログ

    読解いやな法則: 何もやらないよりはだらだらやった方がまし 読解いやな法則の第5回です。今回はとりわけ怠け者にぴったりな法則である「何もやらないよりはだらだらやった方がまし」を取り上げたいと思います。 「何もやらないよりはだらだらやった方がまし」という言葉には、いかにも消極的な響きがあります。大抵のことは集中して作業した方がだらだらやるよりも断然はかどります。仕事であれば「だらだらやる」という発想自体がとがめられそうです。 それでは、自主的に専門書を読んだり英語を勉強したりといった場面ではどうでしょうか。このようなことはやらなければいけないわけでもなく、締め切りもないので、さぼるのは簡単です。こんなときに役立つのが「何もやらないよりはだらだらやった方がまし」の法則です。この法則によれば、何も読まないよりはだらだら 1ページ読んだ方がまし、となります。 1日に1ページというと相当少ない気がし

  • 便乗5冊企画: スーパーエンジニアへの道、他 - bkブログ

    最初の一冊はワインバーグの「スーパーエンジニアへの道」にしました。 このコンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学と相補的な内容となっています。スーパーエンジニアの方は主に自分が学ぶするための方法、コンサルタントの方は人に影響を与えるための方法について書かれています。以前に、コンサルタントの秘密を読んで改心した話を書いていますが、結局のところ、基的にはあまり変わっていないような気もします。

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