いきなりだが、上にある写真は何だろうか。巻き取られている、巨大なセロハンテープっぽくも見える。透明だから、ビニールかもしれない……。いやいや、実はこれ、ガラスなのである。 このガラスは、ガラス製品メーカーであるコーニングが開発したものだ。読者の皆さんには、コーニングという社名よりも、同社が開発した化学強化ガラス「ゴリラガラス(Gorilla Glass)」の方がなじみ深いかもしれない。多くのスマートフォンやタブレットなどに搭載されていることで、とても有名だろう。 しかしそもそも、ゴリラガラスはなぜ傷つきにくいのだろう? また、最近では他社も強化ガラスを出しているが、先行メーカーとしてそれらとどのように差別化していくのか? コーニングジャパンが説明会を開くというので、さっそく話を聞いてきた。 コーニングの歴史は古い あのエジソンの電球もコーニングだった コーニングは、アメリカはニューヨーク州
![「ゴリラガラス」はなぜ傷に強い? コーニングに話を聞いた (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92293b3a7d8d370f65b5cff635634550199692e9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2014%2F05%2F19%2F1589580%2Fl%2F16228f5fee44d372.jpg%3F20200122)