小笠原諸島は、東京の南、はるか1000kmにある島々で、全域が東京都小笠原村に属しています。聟島(むこじま)列島、父島列島、母島列島、火山列島(硫黄島列島)の4つに分かれており、 村の中心は父島にあります。大小30余の島々からなりますが、人が暮らしているのは父島と母島だけです。なお、硫黄島・南鳥島には業務の人たちが常駐していますが、一般の人は行けません。 小笠原を訪ねるには、普通は小笠原海運の『おがさわら丸』で行くしかなく、母島へは父島より 『ははじま丸』が就航しています。父島は北緯27度5分、東経142度11分にあり、”おがさわら丸”は、竹芝桟橋より25時間半で、父島の二見港に到着します。面積は23.8km2で、千代田区のほぼ2倍です。母島は、北緯26度38分、東経142度9分、父島の南約50kmにあり、二見港から、”ははじま丸”で約2時間かかります。面積は20.21km2で北