わからないことや気になったワードをGoogleやヤフーの検索窓に打ち込んで探す。このときの情報は基本的にはテキストの情報だ。しかし、テレビや雑誌などで芸能人が身に着けていたバッグ、名前のわからない料理など、詳しい情報がないものを検索することは非常に難しい。世間にあふれる汎用品ならなおさらだ。 こうした不便さを解消できるサービスの開発を進めているのがAdd Quality(アドクオリティ)。松田総一CEOが2012年12月に立ち上げ、従業員6名で活動する同社は、人工知能をベースにした画像検索エンジン「Ingram(イングラム)」を開発中だ。イングラムのアプリで写真を撮影すると、画像を解析して商品を検索し、類似した商品を見つけ出したり、蓄積した情報をもとに洋服のコーディネートまで提案したりできるという。 イングラムは人間の頭脳に近い形で画像を認識できる人工知能のシステム。「バッグ」「スパゲティ
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