日本熊森協会さんは、奥山保全などの活動をされている実践自然保護団体です。ただ、その活動や自然保護観は、一般的な保護・保全手法と一線を画しており、観念がズレていたり、思い込みが過ぎるように見える部分があったり、独自定義の語を使ったりしていることが多くて、いきもの好きの僕は首をかしげることが多いです。 クヌギのどんぐり。北海道在住の僕にとっては馴染みの薄いかたちです。こちら、ブナ・ナラ系のどんぐりはミズナラが主で、コナラが地域限定で生え、後は北海道大学の構内にアカナラがあったりするくらいなのですよね。 熊森協会さんの餌付け観について(おさらい) そんな熊森協会さんの活動のひとつとして広く知られている「どんぐり運び」。どんぐりや、最近はカキを、「お腹をすかせて人里に出てくるクマに届けてあげよう」という活動です。熊森協会さんの定義によれば、 豊かな森を再生させるまでの間、山の実りの凶作年に都会のど
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