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2016年2月22日のブックマーク (5件)

  • 【被曝リスクを検証する(下)】「上限20ミリシーベルト」に上がる懸念の声 科学的根拠を聞き入れず不安ばかりに駆られる福島の現状

    平成23年3月の東京電力福島第1原発事故の影響で、福島に住むと放射線の危険にさらされるのではないか-という不安を払拭するデータがある。 生活協同組合(生協)の「コープふくしま」(福島市)の調査結果だ。コープふくしまは26年4月、福島を含む12都道県の組合員102人に依頼し、日常的な外部被曝線量を調査。放射線量の測定器を身に付けて生活してもらい、7日間の積算線量の違いを調べた。 その結果、福島では最大20・7マイクロシーベルトと全国で最も高い値が出たものの、東京=同17・6マイクロシーベルト▽広島=同17・4マイクロシーベルト▽奈良=同17・1マイクロシーベルト-と全国的にそれほど違いはなかった。 コープふくしまは、福島で事に含まれる放射性物質濃度も調べ、内部被曝の危険性がないことを示すデータも公表した。専務理事の野中俊吉さん(56)は「子供たちに何か影響があったら、親は『避難しなかった自

    【被曝リスクを検証する(下)】「上限20ミリシーベルト」に上がる懸念の声 科学的根拠を聞き入れず不安ばかりに駆られる福島の現状
    OSATO
    OSATO 2016/02/22
     「やみくもに怖がるのではなく、自分なりの物差しで理性的に判断しなければいけない」
  • 【被曝リスクを検証する(中)】牛の殺処分を拒否した畜産家が、世界初の実験で明らかにした被曝の影響(1/2ページ)

    緑色のトラクターが雪の残る平原をうなりを上げながら進んでいく。その音を聞くや、大柄で真っ黒の牛たちがリーダー格を筆頭にゆっくりと集まってきた。 「べぇーべ」。トラクターの運転席から下りた山幸男さん(73)が、牛を意味する東北地方の方言「べこ」に由来する言葉を口にしながら、わらをほぐす。「同じ家族だからね」。まるで自分の子供のように、寄ってきた牛たちの頭や背中をそっとなでた。 東京電力福島第1原発から約10キロ北西にある福島県浪江町の末森地区。山さんは東京ドーム4個分ほどの広さに、約50頭の牛を飼育している。他の牛と違うのは、大量の放射性物質で被曝したことだ。 原発事故から2カ月後、政府は福島第1原発から半径20キロ圏に残された家畜の殺処分を決定したが、山さんは拒否し、牛を牧場内に放った。家族の一員を自らの手であやめることはできなかったのだ。 しかし、飼育の厳しさは年々増す。4月から1

    【被曝リスクを検証する(中)】牛の殺処分を拒否した畜産家が、世界初の実験で明らかにした被曝の影響(1/2ページ)
  • 【被曝リスクを検証する(上)】命奪うのは放射線ではない 10万人検査の医師が報告した真のリスクとは(1/3ページ)

    小さな診察室に穏やかな空気が流れた。 「大丈夫。今の生活でべているものは、何も問題ありませんよ」 子供が被曝していないか不安そうな母親をなだめるように、医師の坪倉正治さん(34)は言葉をかけた。「ありがとう」。女の子がはにかむと、坪倉医師は185センチの長身をかがめて「どういたしまして」とほほ笑んだ。 東京電力福島第1原発から北に約23キロ離れた福島県南相馬市立総合病院。坪倉さんは東大医科学研究所に研究員として籍を置きながら、週の半分をここで過ごす。毎週火曜日の午後は、乳幼児専用のホールボディーカウンター(WBC)「BABY SCAN(ベビースキャン)」を使い、6歳以下の児童の内部被曝量を測定している。体外から放射線を浴びる外部被曝に対し、飲物から被曝する内部被曝は、健康への影響がより大きい。 この日、長女(5)の検診で訪れた女性(36)は、平成23年3月の東京電力福島第1原発事故で、

    【被曝リスクを検証する(上)】命奪うのは放射線ではない 10万人検査の医師が報告した真のリスクとは(1/3ページ)
  • [DNDメルマガ]vol.515 検証 報道被害・朝日新聞とツイッター 第13回 第4の権力、恣意的に行使されたら-筑紫哲也氏の憂慮

    第13回 第4の権力、恣意的に行使されたら-筑紫哲也氏の憂慮 ・朝日の記者行動基準に反した7つの言語道断 ・朝日新聞社、記者を注意したのなら紙面で謝罪を! ◇朝日記事の検証をもう一度 2012年7月に報道された朝日新聞青森版のEM批判記事について、検証のおさらいをしてみたい。朝日新聞の大先輩が、取材の重要性をいくら強調しても現場記者にその真意が伝わらないのは、残念なことだ。 文章論といってもその要諦は取材にある。勝負は取材、でなければいい文章はかけない、とは疋田氏の遺言だった。“疋田飯場”のDNAはもはや引き継がれていないのだろうか。 朝日、長野剛記者のEM批判記事は、疋田氏が厳しく戒めた(1)安易なレッテル貼り(2)予断が多い(3)決めつけをし過ぎる-という3点を破っているうえ、その取材の多くは「朝日聞記者行動基準」に反したものだった。 記事中の「疑似科学に詳しい科学者」と権威づけした

    [DNDメルマガ]vol.515 検証 報道被害・朝日新聞とツイッター 第13回 第4の権力、恣意的に行使されたら-筑紫哲也氏の憂慮
    OSATO
    OSATO 2016/02/22
     「明治大学や諏訪理科大など大学で開催が予定された比嘉氏らの講演会が中止になった。」<これの事かな?→http://togetter.com/li/700682しごく当然の事だと思いますが。
  • 学校に広がるニセ科学問題『教職研修』誌(2014年12月号)テキスト版 - 左巻健男&理科の探検’s blog

    *テキストを入れます。2月21日に画像版を入れます。 教育時事  (『教職研修』誌2014年12月号) 学校に広がるニセ科学問題 法政大学教授  左巻 健男 ●重要な人類の文化の一つであり、 もっとも論理性や実証性をもっている科学に対して、ニセ科学(疑似科学やエセ科学ともいわれる)が世の中にあふれている。 ●ニセ科学は、「科学っぽい装いを している」あるいは「科学のように見える」にもかかわらず、とても科学とは呼べないものを指している。 ●学校教育や環境活動のなかにニセ科学が忍び込んでいる。その代表的なものに、「水からの伝言」と「EM菌」がある。 ●ニセ科学とは? 自然についての科学、つまり自然科学は、素粒子の世界から宇宙の世界までの秘密を探究し、世界がどうなっているか (自然像) を明らかにしつつあります。科学の知識体系は、重要な人類の文化の一つであり、もっとも論理性や実証性をもっています

    学校に広がるニセ科学問題『教職研修』誌(2014年12月号)テキスト版 - 左巻健男&理科の探検’s blog