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ブックマーク / arinkurin.cocolog-nifty.com (20)

  • 低線量被曝を受け続けていた60年代からの20年 - 農と島のありんくりん

    ・2008年の1日分の事のセシウム137の摂取量・・・0.025ベクレル/㎏ ・同ストロンチウム90                  ・・・0.036 この原因は、カリウム40のような自然放射性物質ではなく、セシウム137、ストロンチウム90てすから人工由来です。 この時期から言って、チェルノブイリと中国核実験の影響だと考えられます。 チェルノブイリは欧州を広域に汚染しましたが、1950年代から80年代まで続いた核実験は北半球全域を地球規模で汚染しました。 これは地下核実験と違って、地上に据えつけて爆発させるために大気圏内の気流に乗ってしまうためです。(写真 ユタ州の小型核の大気圏内実験。) 1950年代からの大気圏内核実験の総数は500回を超え、放出された放射性物質はチェルノブイリ事故の800万倍に達すると言われています。 また1950~1960年代の10年以上にもわたる人工放射性核

    低線量被曝を受け続けていた60年代からの20年 - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/06/14
     低線量被曝の害を唱える者達は、なぜか皆この時期の事をスルーするのですね。
  • 毎日新聞社説 「美味しんぼ」擁護論 低線量と膏薬はどこにでも貼れる - 農と島のありんくりん

    「美味しんぼ」騒動について、既に擁護論を展開している朝日新聞(5月12日)に続いて、毎日新聞社説がこんな擁護の社説(5月15日欄外参照)を書いています。 ※朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASG5D4W9FG5DUGTB00C.html?iref=comtop_6_06 実は、この論説について逐条的に批判してみたのですが、自分で言うのもナンですがつまらんのですよね。だってこの社説、内容ないんだもん。 ですから、読み直して前半をバッサリ切りました。あ~、スッキリした(笑)。 で、いきなり肝にいきます。毎日新聞社説はこう書いています。 「美味しんぼ」の主人公が福島第1原発を訪れた後、鼻血を出す場面が描かれて議論を呼んだ。」 まず毎日は擁護したい「美味しんぼ」の言説を、「鼻血」に矮小化してしまいます。 違います。鼻血はあくまでも「美味しんぼ」の差別的暴言の一部

    毎日新聞社説 「美味しんぼ」擁護論 低線量と膏薬はどこにでも貼れる - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/06/03
     「これでいっそう建設的な脱原発議論が遠くなったことを、毎日新聞は嘆くべきなのです。」
  • 反原発派の自然知らず その2 セシウムと土壌の性格を知れ - 農と島のありんくりん

    今回の「美味しんぼ」事件で、確かに3年たって、雁屋氏と一部マスコミのような「もう福島は住めない。勇気を持って逃げろ!」と叫ぶ人間が極少派に転落したのだと実感したのは心強いことです。 かつて2011年の今頃の季節の頃は、ひとことでも「落ち着いて」と言うだけで狂ったようなバッシングの嵐でした。 あれから福島事故が、「いい意味でのフェード」をしていくことは健全なことです。それだけ、東日の人間は苦労したし、努力と知見を積み上げてきたのです。 かつて私たち現地の人間は必死に現実から学びました。教室から学ぶのではなく、今ある危機から学ばざるを得なかったわけです。 さて、どうして低線量で高い線量がコメから出たのでしょうか?その理由も分かっています。 上図はカリと玄米中のセシウム濃度の相関関係を調べたものです。ちょっと専門的なのですが、こう報告書は述べています。 「土壌中の交換性カリウム濃度がK2Oにし

    反原発派の自然知らず その2 セシウムと土壌の性格を知れ - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/06/03
     「福島事故の陰で彼女のような疑似科学がはびこっています。ご注意下さい。」<この問題もいずれ広く明らかにしてもらいたい所。
  • 震災瓦礫の放射能より、中国からの有害黄砂を心配しなさい - 農と島のありんくりん

    大阪で震災瓦礫の焼却試験が行われた時も、北九州市ほどの混乱はなかったものの反対運動が起きました。 その人たちは、「北九州市では周辺の子供9人に鼻血が出た」、などということをネットで流しています。http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/3dcd62d9d68708795887451af6fe00d6 別な大阪の瓦礫反対運動のサイトでは、「結核,ウィルス性肝炎,急性呼吸器病等の感染病の増加につながっている」としています。 http://mimislifestyle.blog.fc2.com/blog-entry-42.html また別なサイトでは、「瓦礫を受け入れた焼却場を中心とする地域で、肺がんやさまざまな呼吸器系の病気が増えていくだろうと予想」されると述べています。(※このサイトは具体的数値や防波堤型瓦礫処理も紹介していますので、好感が持てました。防波堤型瓦礫処理は良

    震災瓦礫の放射能より、中国からの有害黄砂を心配しなさい - 農と島のありんくりん
  • 反原発派の自然知らず その1自然界の放射性物質封じこめ現象 - 農と島のありんくりん

    「福島県内では、1Fから70kmぐらいのところでも毎時2μSvと高い線量の場所もあり、福島だけでなく周辺県にも風向きによって降り注いだ放射性核種により汚染の度合いが高いところもあることは、モニタリングポストや山菜の検査で明らかであり、長野ではコシアブラから300bq/kgという非常に高い濃度の汚染が見つかりました。 風評被害ではありません。残念ながら事故周辺自治体からの品を全国にばらまいてほしいとは思いませんし、自主的にばらまかないように振る舞うのが正しい判断だとは思いませんか?射性核種により汚染の度合いが高いところもあることは、モニタリングポストや山菜の検査であきらかだから、事故周辺自治体からの品を全国にばらまいてほしいとは思いませんし、自主的にバラまかないようにして下さい」 これは、頂戴したコメントでその名もまんま「反原発派」という方のコメントですが、脅威派のお作法どおりの主張なの

    反原発派の自然知らず その1自然界の放射性物質封じこめ現象 - 農と島のありんくりん
  • 3年ぶりで思い出した2011年夏のリンチの血の味 - 農と島のありんくりん

    えげつないコメントが来ていますね。 ひさしぶりで2011年夏の「リンチの血の味」を思い出しました。 いやはや、この人たちは3年間なにをしてきたのでしょう。まったく成長していませんね。 どんなに詳細なデータを出しても振り向きもしないで、自分が気に入らないことだけ騒ぐ。 こちらが言ってもいないことも、歪曲して勝手にキレる。 もっとも3年前はこんなもんじゃなかった。「被曝」地でがんばっていますと書いただけで、「早くやめろ」「東電の犬」「東日は既に終わっている」とまで言われましたからね(苦笑)。 大分減ったと思っていたのですが、「低線量で突然死」ですか・・・。そういうことを言う人に限って「移住の手伝いをしろ」なんて言い出すんですが。 「突然死」の死因はなんなんです?ソースはなんです。 そのテの情報は、ことごとく「○○という話だが政府・東電が秘匿している」という正体不明情報か、「○○だという」ネッ

    3年ぶりで思い出した2011年夏のリンチの血の味 - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/05/27
     「この人たちがやっているのは、脱原発に姿を借りた「被曝地」差別運動、あるいは単なる反政府運動にすぎません。」
  • 鼻血騒動 調査なくして発言なし - 農と島のありんくりん

    「美味しんぼ」については先週でお終いと思っていたのですが、こたちゃんという方からいただいたコメントについて感想を述べることにします。 頂戴したのはこのような内容です。穏健な反原発派のひとつの典型のような考え方です。 セシウムやヨウ素などが付着した塵などが鼻腔に付着して「準内部被ばく」を起こして鼻血が出るのではないかという医師の方もいらっしゃいます。 251:美味しんぼ「鼻血論争について」西尾正道医師の見解。これも「ヒポクラテスの弟子」の知見である。ー「明日うらしま」(ブログ)http://tkajimura.blogspot.jp/2014/05/blog-post_19.html 放射線の影響、内部被ばくなど専門家でいろいろと意見が分かれていますし、確たることは専門家では無い私もおそらくあなたも分からないと思います。 のちに放射能の被害が問題なかった場合はそれで良いのですが、被害がたくさ

    鼻血騒動 調査なくして発言なし - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/05/27
     「はるか彼方の安全地帯の人間たちの低線量被曝健康被害論争をただの神学論争、それも神様が聞いていない神学論争だと思って見ていました。」
  • 荒木田准教授 スピリッツ編集部に発言使わぬように依頼し拒否されていた - 農と島のありんくりん

    荒木田氏は、「福島に住めない」という発言を使わないでほしいとスピリッツ編集部に要請していたそうですが「作品は作者のもの」と拒否されたそうです。(欄外参照) 編集部によると、荒木田氏は2年前に原作者の雁屋哲氏らと出会い、取材を受けるようになった。体験や持論を伝えるなかで、こうした発言もした。 これに対し、編集部は「作品は作者のもので登場人物のものではない」と説明。荒木田氏は「作品の中身の是非まで言う立場にない」と最終的に伝えたという。 取材に対し、編集部は一連の事実関係を認め、「同じ土地に住んでいても個々人によって判断が異なり、それぞれが被曝(ひばく)について考えることがある。広く『福島』とする表現を作者が採用したことには意味があると考えた」としている。(朝日新聞5月21日) ひどい話ですね。形式的には表現・構成は著者・編集部の権利に属するわけですが、取材協力者が不利益があると申し立てた場合

    荒木田准教授 スピリッツ編集部に発言使わぬように依頼し拒否されていた - 農と島のありんくりん
  • 「美味しんぼ」 除染無意味論のニヒリズム - 農と島のありんくりん

    事故後被災地ではたしかに「美味しんぼ」が描くように鼻血が出ていました。 ただし原因は大量の瓦礫粉塵や塩を含んだ泥と砂が混じった土砂であって、放射能とはなんの関係もありません。 しかし、そうと分かったのは状況が落ち着いてからのことです。 枝野官房長官の「ただちに健康に影響はない」といったコメントでかえって不安をかきたてられる始末でした。 「え、ただちに?中長期にはあるのか?」と国民誰しも思ったはずです。完全な政府の情報の出し方の失敗です。 そして致命的なSPEEDI情報の隠匿が重なり、「公表された情報は信じられない。なにか重大な情報を隠しているはずだ」という長く「被曝」地を苦しめた風評被害につながっていきます。 鼻血症状が原発事故と重なった福島浜通地域では、「もしかしてこの鼻血は放射能のためではないか」と脅える人が大勢出ました。 松戸、柏、東葛などの地域では、折からの降雨を浴びた人たちに放射

    「美味しんぼ」 除染無意味論のニヒリズム - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/05/21
     「低線量被曝で障害があるかないかなどという神学論争にふけっている余裕はなく、今後も長期に続く保健活動を地道に続けてひとつとつ不安の種を潰していく中で自信を取り戻していったのです。」
  • 原発事故で苦しんだ福島人をまた苦しめる権利はマスコミにはない - 農と島のありんくりん

    (スピリッツ5月19日発売号 以下引用は同じ。上と下は流れで配置しました。この中で雁屋氏は疑う余地なく「福島から逃げろ。それが勇気だ」と述べています。以下引用は同じ) 編集部の公式見解がでました。(欄外参照) 「事故直後盛んになされた残留放射性物質や低線量被曝の影響についての議論や報道が激減しているなか、あらためて問題提起をしたいという思いもありました」 なにを書いているのでしょうか、この編集長の村山という人。「問題提起」ですって? この「美味しんぼ」でスピリッツが「問題提起」した言説は、「福島には除染しても人は住めない」「鼻血が出たのは被曝のためだ」という度し難い捏造と暴言であり、そしてこれに加えて今号では「福島の未来は日の未来だ」ということだけです。 このどこが編集部の言う「改めての問題提起」なのでしょうか。 編集部は「人が住めない一部地域が存在している」などと言っていますが、登場人

    原発事故で苦しんだ福島人をまた苦しめる権利はマスコミにはない - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/05/20
     「プロパガンダですらありません。それは恐怖を材料にした強迫です。」「この「美味しんぼ」「福島の真実」は、私たち「被曝」地の人間にとって、言論の暴力として記憶されることでしょう。」
  • 「美味しんぼ」荒木田准教授の「福島は住めない」論 ドブの中に住んでいるのか? - 農と島のありんくりん

    「美味しんぼ」に対して小学館が休載対応したそうですが、それに対しては速報しましたので、現物を見てからまた考えます。とりあえず先に進めます。 スピリッツ24号で、「福島は除染しても住めない」というモノスゴイことを発言しているのが、福島大学准教授荒木田岳氏です。 なにせ、身も蓋もなく地元国立大学教員が、ストレートに「福島は住めない」論を展開しているのですからなかなかのものです。 (「美味しんぼ」24号 以下同じ 妙にキッパリ断定しているのが荒木田岳氏准教授。なぜか、この漫画はこういう断言タイプ満載だ) しかし、この人福島県にほんとうに住んでいるんですかね? 福島県は、横に長い地形で、浜通り、中通り、会津地方に別れます。 原子力事故の影響を受けたのは、相双地域を中心とした浜通りと阿武隈山系の一部だけです。 この浜通りですら、当時の風向きや地形で複雑な放射線量の濃淡があるのに、一括して「福島はもう

    「美味しんぼ」荒木田准教授の「福島は住めない」論 ドブの中に住んでいるのか? - 農と島のありんくりん
  • 美味しんぼ 「発狂するぞ」予言つき24号登場! 関係自治体強く抗議 - 農と島のありんくりん

    「美味しんぼ」24号は確かに雁屋氏が予告したとおり、完全に「発狂」状態な内容となっています。(※日の「美味しんぼ」の切り抜きはすべて24号) 今回「美味しんぼ」は、「除染をしても汚染は取れない」「福島はもう住めない、安全には暮らせない」という決定的とも言える暴言を載せています。 もう逃げられません。ここまで明確に「福島は除染しても住めない」と書いたからには、雁屋哲氏、スピリッツ編集部はもちろんのこと、小学館にまでしっかりと責任を取ってもらわねばなりません。 今回アップしたように、すべての関係自治体からは猛烈な抗議が来ています。 いままで、24号を見てからと態度を保留していた福島県も公式に極めて異例で、かつ冷たい怒りに満ちた見解を公表しています。(欄外参照) 大阪市長の橋下氏は法的措置まで匂わせており、小学館の対応次第では、訴訟に踏み切るかもしれません。(欄外参照) 小学館はおそらくもう出

    美味しんぼ 「発狂するぞ」予言つき24号登場! 関係自治体強く抗議 - 農と島のありんくりん
  • 「美味しんぼ」 すねた野良犬が今や太った飼い犬に - 農と島のありんくりん

    こんなことを書くと、ナニ言ってんだかと笑われそうですが、恥ずかしながら私は「美味しんぼ」のけっこういい読者でした。 ちょうど私が農民志願したと同時期に書き出された極初期の「美味しんぼ」は、当時のバブル文化が生み出した飽批判を基調としていたためもあって、私と共鳴するところが多かったのでしょう。 山岡のいつでもこんな会社辞めてやらぁという野良犬のようなハグレっぷりも、脱サラして、親から勘当されるようにして誰ひとり知り合いのいない村に飛び込んだ当時の私にとって同類のように見えたのかもしれません。 しかし、「美味しんぼ」が空前の大ヒットとなり、スピリッツの押しも押されもせぬ金看板になるにしたがって、山岡は朝日新聞社の、いや違った東西新聞社の社運を背負う男にまで成り上がっていきます。 言ってみれば、野良犬がよき飼い犬となり、やがて自ら権力そのものになっていったのです。まさに今の雁屋哲氏の如くです。

    「美味しんぼ」 すねた野良犬が今や太った飼い犬に - 農と島のありんくりん
  • 放射能風評加害者漫画・「美味しんぼ」のウソ - 農と島のありんくりん

    (●ビッグコミック スピリッツ2014年23号 「美味しんぼ」第204話「福島の真実」より。3枚目の右側の人物が井戸川氏。それにしても鼻血の山岡の顔はマヌケだ。) 正直に言って、取り扱うべきかどうかさえ迷いました。 読んでいるうちに、雑誌を破りたくなったほどです。2番目はそのときの破れ目です(笑)。 よくもこういけしゃ~しゃ~と嘘を書き並べるものです。ああいかん、私の方が鼻血が出そうだ(苦笑)。 井戸川克隆氏(前双葉町町長)が登場している以上、あれは漫画でした、では済まないでしょう。 この井戸川前町長は福島や避難した先の茨城、埼玉では大変に「有名」な人です。 福島第1が水素爆発した直後の4月4日、まだ事故対応の真っ最中の官邸に乗り込んで全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)の首長として要請文を手渡しています。 仰天したことには、その内容たるや廃炉どころか真逆のものでした。 「原発に関わ

    放射能風評加害者漫画・「美味しんぼ」のウソ - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/05/05
     おお、ついにありんくりんさんも! 要支援。
  • 自主避難者の終わらないディストピア - 農と島のありんくりん

    原発事故で自主避難した人たちが各地で訴訟を起こしています。(欄外参照) その中には福島県内ならいざ知らず、神奈川、東京などの人も含まれていているそうです。 賠償額はおおよそ平均数百万から1500万円で、来彼らが受け取るべき補償額の一部だとしています。 つまりは、こんなものはごく一部で新たに新法を作って今の避難区域の避難者ベースの補償金を寄越せということのようです。 神奈川ですってさ(苦笑)。怒るより呆れてしまいます。そういえば神奈川から石垣島まで逃げた人もいましたっけね。 この脱出した人に忠告したいのですが、よもや飛行機で石垣島に行ったんじゃないですよね。 飛行機で高度を上げると、宇宙線は倍になります。おおよそ高度15㌔上がるごとに線量は倍となるんです。 ですから、一般の飛行機が飛ぶ高空(10㌔~12㌔)では5.8マイクロシーベルト/hとなってしまいます。 放射線医学研究所によればこんな

    自主避難者の終わらないディストピア - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/03/20
     「「カルト宗教への依存」と酷似した心理状況」<自主避難者の心の闇は深く、保障云々よりも精神的ケアの方が重要だと思います。
  • 公害大陸中国その9  黄砂と共に飛んで来る中国核実験の放射性物質 - 農と島のありんくりん

    石川県で発行されている「北国新聞」によれば、今年の春、1980年代の中国の核実験からのものだと思われるセシウムが微量ですが、見つかったそうです。 「調査期間中に計8回検出されたセシウムの総量は、1平方メートル当たり0.67ベク レルだった。このうち約70%に当たる0.46ベクレルは、金沢市内で大規模な黄砂が観測された10年3月21日を含む4日間に検出された。」 (「北国新聞」) この放射線量は、3.11で降下した金沢市内の放射線量を桁違いで上回っています。 このセシウム137は、中国からの黄砂によってPM2.5と共に運ばれてきたものです。 (資料1 硫酸エアロゾル予想分布図) 「石川県保健環境センターは平成21年4月から1年間、金沢市のセンター屋上で10日ごとに降下物を採取し、セシウム137の量を測定した。その結果、計8回検出さたセシウムの総量の7割は、大規模な黄砂があった22年3月の4日

    公害大陸中国その9  黄砂と共に飛んで来る中国核実験の放射性物質 - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2014/03/19
     「この放射性物質を乗せた黄砂は、九州を中心に飛来しています。瓦礫反対運動の盛んだった北九州市にも降下しています。」<これをどう考えようか…。→http://www.fukuoka-edu.ac.jp/view.rbz?cd=1144
  • 使用済み核燃料(核のゴミ)の処分を考えない原発ゼロはありえない - 農と島のありんくりん

    選挙を前に、まるでアメ横のバナナの叩き売りのように、「うちは30年代!」、「なんのうちは10年で!」、「いや、うちなんか即時ゼロだぁ、参ったか!一票入れて!」、と言い争っています。 まったくくだらない。 原発ゼロの「期限」などは、結果としてそれが見えたという性格のものでしかなく、道筋もなにも決まらないうちに目標にしても空疎なだけです。 放射能が怖くて郷土岩手を見捨てた小沢一郎氏までもが、滋賀県の嘉田知事の「卒原発」と合流を言いだすとなると、もはやお笑いです。いつの間に脱原発は選挙の道具に成り下がったのですか。 最大の問題点は、原発ゼロを言う前に考えねばならないはずの、現在2万8千トンもある行き場のない使用済み核燃料(核のゴミ)の処分方法についての回答を用意して言っていないことです。 これは公党の政権公約です。市民が首相官邸前で叫ぶのとは次元が違うのです。 使用済み核燃料の処理方法はふたとお

    使用済み核燃料(核のゴミ)の処分を考えない原発ゼロはありえない - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2012/12/25
     「膨大に積み上がった使用済み核燃料をどうするのか、これに答えない脱原発政策はすべて空論です。」<同意。
  • 北九州市瓦礫搬入反対運動の虚妄 - 農と島のありんくりん

    正直言って、北九州市の瓦礫処理反対運動にはコメントしたくない気分でした。 なにを言っても聞く耳を持たない、どのようなデータを示されても無視する、そして穏やかに言えばいいものを、自分たちの主張だけを怒鳴り散らす、市長や知事をつるし上げる、果ては暴力まがいの行為を働く、これがこの人たちに共通する特徴です。 先日はとうとう搬入車両の下にもぐり込んだり、警官隊ともみあったあげく、とうとう警察沙汰になりました。多くの国民が眉をひそめていることに、この人たちはまったく気がつかないようです。 *追記 この事件について革命的共産主義者同盟中核派が関与表明しました。 http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2012/05/post-1601.html さて、この人たちの反対理由は要約するとこのようです。 ■被災地は19年分を自分で勝手に処分しろ、という非情 彼ら

    北九州市瓦礫搬入反対運動の虚妄 - 農と島のありんくりん
  • 放射能問題における「バカの壁」 - 農と島のありんくりん

    ゴミ焼却からバイエタの3回目の予定でしたが、少し違うことを書きます。 放射能問題は、もはや養老孟司先生のいう「バカの壁」になりつつあります。 流行語ともなったので、ご存じの方も多いと思いますが、「バカの壁」とは、自分の回りに「壁」を作った状態の人たちの思考状態を指します。 同じような「壁」を作った人たちとだけのコミュニケーションしか存在せず、その内部だけでどんどん煮詰まっていきます。 そしてやがて「壁」は高くなり、少し前までは品基準値を300ベクレルでは高すぎる、半分以下にしろと叫んでいた人たちは、100ベクレルになったとたん、いや5ベクレルでも危ない、もはやゼロベクレルしかない、という風にエスカレートしていきました。 私は、ゼロベクレルを唱えるある人から、「原発事故前まではゼロなのだから、5ベクレルだって5倍、いや無限倍に脅威が増大したのだ」と言われた時には、返す言葉もありませんでした

    放射能問題における「バカの壁」 - 農と島のありんくりん
    OSATO
    OSATO 2012/04/26
     「ある特定のケースを全体にあてはめて普遍化するような考え方は、放射能被害の全貌を見誤ります。」<紹介されているmonakaさんのコメントも良いですね。
  • 宮崎口蹄疫事件 その17    口蹄疫の特殊性と、えびの市の発生直後の対応について - 農と島のありんくりん

    OSATO
    OSATO 2010/06/10
     えびの市の対応が詳しく(コメント欄も)。
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