「開発人材を増やすため」。NTTは3月13日、Javaアプリケーションフレームワーク「Macchinetta(マキネッタ)」をGitHub上で一般公開した。公開の狙いについて、取り組みのリーダーである夏川勝行ソフトウェアイノベーションセンタソフトウェア開発技術プロジェクトグループリーダ主幹研究員はこう語った。GitHubはクラウド型のソースコード共有サービスで、オープンソースソフトウエア(OSS)の公開でよく使われる。 IT人材の不足は深刻化し、人材の争奪が加熱している。NTTグループは自社のJavaアプリケーションフレームワークをオープンソース化して、他社も利用できるようにする。これを通じて、Macchinettaフレームワークを扱える開発人材のすそ野を広げる。将来的にMacchinettaフレームワークを扱える技術者が増えれば、NTTグループにとって開発人材の獲得が有利になると見込む。