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ブックマーク / thinkit.co.jp (10)

  • DockerとLinux OSのリソース共有状況の調査

    DockerコンテナとベースとなるLinux OSとは、カーネルや様々なリソースを共有している。リソースを個別に保持するサーバ型仮想化と比較するとリソース消費量が少なく、1台のサーバ上でより多くの仮想マシンを起動させることが可能である。 コンテナ型仮想化のメリットはわかりやすいが、同時にこの特徴は、共有されているリソースをあるコンテナが大量に消費するような状況が発生した場合、ベースOSにも影響を及ぼす可能性があるという懸念を生じさせる。この懸念を払拭し問題点を明らかにするために、DockerコンテナからベースOSのリソースを消費させる試験を行い、その影響について検証した。 連載で性能評価などを行ってきた過程で、Dockerの動作は(若干ではあるが)Linuxディストリビューションごとに異なることもわかっている。そこで今回は、LinuxディストリビューションによるDockerのリソース使用

    DockerとLinux OSのリソース共有状況の調査
    Ooo
    Ooo 2015/06/09
  • KubernetesとMesos:Dockerのスケジューリングツールの違いを理解する

    注目されるDockerのスケジューリングツール Dockerには、基機能だけでは自分自身がインストールされているホストのコンテナしか管理できず、複数ホストのコンテナを管理できないという問題がある。そのため、実際にサーバを複数台利用するような規模でDocker環境を運用することを考えると、コンテナのクラスタリングやスケジューリングなど、複数ホストにまたがってコンテナをオーケストレーションする仕組みが必須となる。 そのため、Docker環境の管理を行うスケジューリングツールが注目を集め、数多くの製品が登場しているが、その中で特に注目されているものに、KubernetesとMesosがある。KubernetesとMesosは、複数ホストのコンテナを簡単に管理できるという点では共通しているが、機能の対象範囲には違いがある。 今回は、KubernetesとMesosの特徴と相違点について整理し、そ

    KubernetesとMesos:Dockerのスケジューリングツールの違いを理解する
  • 注目すべきDockerの周辺技術 PanamaxとKubernetes

    前回の記事では、Dockerを使いやすくする様々なツールが開発されており、その中でも特に注目を集めているものとして、CoreOSを紹介した。今回は、Dockerの周辺技術の中から、PanamaxとKubernetesを取り上げ、紹介しよう。 機能強化ツール、コンテナ管理ツール、コンテナ向け軽量OSに分類したDockerの主要周辺技術のリストを再掲しておく。 ツール名提供ベンダー公式URL概要

    注目すべきDockerの周辺技術 PanamaxとKubernetes
    Ooo
    Ooo 2015/01/27
  • SRA OSS、PostgreSQL新バージョンの新機能についての検証レポートを公開

    SRA OSS, Inc.日支社は、2014年リリース予定のPostgreSQL 9.4の新機能について動作検証を行い、その結果をWebサイトで公開したと発表した。 PostgreSQL 9.4では、バイナリJSONデータ型やGINインデックスの性能向上、WAL書き込みの性能向上、postgresql.conf設定を変更するALTER SYSTEM構文、pg_prewarm拡張モジュールなど、多くの機能追加や性能改善が行われている。検証ではそれら新機能の追加に関する検証を、バージョン 9.4 beta 1を用いて実施した。 Webサイトで公開されたPostgreSQL 9.4 検証レポートは、9.4に含まれる主要な新機能を説明し、実際に動作させた検証結果を報告するもの。PostgreSQL 9.4について検証しようとしているユーザの助けとなることを目的としている。

  • EnterpriseDBのCTOに聞いた、エンタープライズ版PostgreSQLのこれから

    EnterpriseDB社は、オープンソースのデータベースソフト「PostgreSQL」をベースにしたエンタープライズ向けの製品やサービスを提供する企業である。Oracle Databaseとの互換性を加えた「Postgres Plus Advanced Server(PPAS)」などが代表的な製品だ。 EnterpriseDB社の日法人であるエンタープライズDB株式会社は7月17日、カンファレンスイベント「EnterpriseDB Summit Tokyo 2014」を都内で開催した。後援は、エンタープライズ分野でPostgreSQL普及を推進する国内企業などが集まったPostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム(PGECons)。 EnterpriseDB Summit Tokyo 2014に、EnterpriseDB社CMOのKeith Alsheimer氏と、同社シニアデ

    EnterpriseDBのCTOに聞いた、エンタープライズ版PostgreSQLのこれから
  • [実践編] Ubuntu Serverをスケールアウト型サーバーに配備する(前編)

    BIOS, RAID, 遠隔管理チップの設定の自動化の必要性 何百台、何千台のサーバーを管理する場合、サーバーのBIOSやRAID、遠隔管理チップの設定を管理者が1台ずつ設定すると非常に手間がかかります。初期セットアップだけでなく日々の運用や、購入後の利用目的の変更によってハードウェアの設定を変更することがあるため、これらの設定を複数台まとめて自動的に行うことが必要になってきます。 筆者の所属するHPでは、ProLiantサーバーDL、SL、ML、BLシリーズのBIOS、RAIDコントローラー、遠隔管理チップiLO4の設定情報の取得および配布を行うScripting Toolkit for Linux(以下STK)を提供しています。STKを使えば、管理対象サーバーにOSをインストールする前段階において、大量のHP ProLiantサーバーのハードウェア配備の手間を大幅に削減することができま

    [実践編] Ubuntu Serverをスケールアウト型サーバーに配備する(前編)
  • PostgreSQLとOracle Databaseそれぞれの特徴

    PostgreSQLOracle Databaseのアーキテクチャ構造 シリーズの最終回は、PostgreSQLと、商用RDBMSとして普及しているOracle Databaseとの違いについて簡単にご紹介していきます。 「第1回:PostgreSQLの概要とアーキテクチャ」で、PostgreSQLアーキテクチャの概要図を説明しましたが、PostgreSQLOracle Databaseは同じような役割を担ったプロセスやファイルで構成されていることがわかります(表1および表2参照)。 また、図1にあるプロセスとデータベース構成ファイルを解説すると、以下のようになります。 クライアントから接続要求を受けてデータベースと通信するためのプロセスを起動する。 クライアントからのSQL要求を処理するプロセスが、ディスク上にあるデータをメモリ上に保持する。 メモリ上の変更内容は専用のプロセスによ

  • DBサーバーの負荷分散

    MySQLアクセスを負荷分散する ユーザーからのアクセス数が非常に多いWebサイトにおいて、MySQLのSLAVEサーバーを複数台並べて負荷分散させるということがよく行われています。ただ、Webアクセスの負荷分散は一般的なテーマなのでいろいろなところで語られているのに対し、DBアクセスの負荷分散というテーマは一般的でないのかあまり語られていないように感じます。 DBアクセスを負荷分散するにあたって一番荒っぽい方法は、Webサーバー上のプログラムの中でどのSLAVEサーバーに接続するかをランダムで決める方法です。ランダムと言っても長時間アクセスしているとほぼ接続先が均等化されるので、一見この方法でも問題ないように見えます。しかしこの方法だと、接続しに行こうとしたSLAVEサーバーが高負荷もしくはサービス停止中であっても構わず接続しに行ってしまうという問題があります。 このような問題を解決する

  • [ThinkIT] 第5回:カーネルをチューニングする (1/4)

    Linuxのチューニングの際には「第2回:Linuxの設定情報を取得する」で説明したカーネル内部のパラメータの変更をする機会が多くあります。はじめにカーネルパラメータの変更方法を説明します。カーネルパラメータの変更にはいくつかの方法があります。

    Ooo
    Ooo 2010/03/17
  • [Think IT] 第4回:並列処理が可能な関数型言語「Erlang」 (1/3)

    【新・言語進化論】次にくる!新登場言語 第4回:並列処理が可能な関数型言語「Erlang」 著者: オープンソース・ジャパン 須藤 克彦 公開日:2007/11/26(月) 「Erlang」は並列処理が可能な関数型言語だ! 最終回の今回は、最近注目されている関数型言語「Erlang」について、そのプログラミングの特徴とErlangが持っている重要な機能を例をみながら説明する。ソースコードを中心に解説していくが、細かい部分まで理解しようと考えず、他のプログラミング言語との違いを感じ取っていただきたい。 「Erlang(アーラン)」はエリクソン社が開発し、1998年にオープンソースとして公開した並列処理が可能な関数型言語だ。連載の「第1回:今勉強したい関数型言語『Haskell』」でも触れているが、関数型言語とは「ラムダ算法をプログラミング言語として実現したもの」と定義されている。 ここで「

    Ooo
    Ooo 2009/03/23
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