ウェブブラウザのFirefoxの開発元のMozillaは長年、売上の多くをグーグルの検索エンジンからのロイヤリティ収入から上げてきたが、近年は新たな収入源を探ってきた。同社はついに、新たな鉱脈を探り当てた模様だ。 Mozillaは先日、FirefoxブランドのVPNサービスの立ち上げを宣言した。現在は事前申し込みを行った顧客限定のベータ版だが、間もなく一般公開に踏み切るという。初期に申し込んだ顧客らは月額5ドルで利用可能だ。 同社は昨年秋に、ブラウザの拡張機能として使用するVPN機能「Firefox Private Network」の提供を開始したが、これはFirefoxブラウザでネットを閲覧する際のセキュリティを高めるツールだった。 今回、新たにリリースされたVPNサービスは、スタンドアローンで動作するもので、既に数十億ドル規模の市場を築きあげた有名サービスのExpressVPNやNor