フリーアナウンサーの中井美穂さんがテレビ番組で病気治療のため、一時、人工肛門での生活をしていたことを告白し、注目を集めている。特に人工肛門・ぼうこうを持ちながら、仕事や学業に励む世代は「排せつ障害」への社会の理解がなかなか進まない現実に深い悩みを抱えている。現役世代の声を聞いた。 声優の真山亜子さん(57)は42歳のとき、クローン病の悪化により手術を受け、排泄のための「ストーマ」(排泄孔)を設けた。手術後数年間はとにかく苦労の連続だった。 映画の吹き替えなど、長時間の仕事のときに最も緊張した。仕事先でストーマから漏れてしまい、応急処置を求めた病院では断られ、自分でテープや脱脂綿を使って何とかしのいだこともあった。 いまも人工肛門について、あまりにも理解がない現実にぶつかることが多い。例えば、観劇ホールで、休憩時間に、どうしても緊急に対応しなくてはならず、トイレに並ぶ列を通り越して、オストメ
「ヘルニア」といえば“腰椎椎間板ヘルニア”を思い浮かべ、「腰痛の事ね」と思っている人、意外と多いのではないでしょうか。しかし、「ヘルニア」とは「臓器が正しい位置からずれてしまい、場合によっては飛び出してしまった状態」のことを言うので、腰の症状とは限らないのです。俗に言う“脱腸”も、「腸が腹膜から脱出している」ヘルニアなんですよ。 さて、“食道裂孔ヘルニア”をご存知でしょうか? 筆者の私事ではありますが、先日胃カメラを飲み「食道裂孔ヘルニア」と診断されました。この症状、“ヘルニア状態”なだけでは何の自覚症状も現れないのですが、逆流性食道炎の原因となり、慢性化させてしまうと胃ガンや食道ガンの原因ともなる、怖い現象なんです。 “食道裂孔ヘルニア”とは? 通常、胃は横隔膜の下にあり、口から降りてきた食道が横隔膜に開いている穴を通過して胃とつながっています。この穴が「食道裂孔」。 そして、横隔膜に締
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