遷延性離脱症候群(せんえんせいりだつしょうこうぐん、英語: protracted withdrawal syndrome)、急性離脱後症候群(英語: Post-acute-withdrawal syndrome、略称:PAWS)、離脱後離脱症候群(英語: post-withdrawal withdrawal syndrome)とは、アルコール、オピエート、ベンゾジアゼピン系、抗うつ薬また他の物質からの離脱後に生じる、一連の持続的な症状である[1][2][3][4]。離脱の急性期の後に、急性期よりも弱い水準で半年程度まで持続する[5][6]。1年以上にわたって持続すると言及される場合もある[7][8]。妊娠中に依存性物質を使用した母親から生まれた赤子は、この急性離脱後症候群が生じることがある[9][10]。