6日に予定されている安倍首相とプーチン・ロシア大統領との首脳会談で、日本政府はエネルギー開発やロシア極東開発など8項目の協力計画案を提示することが分かった。 北方領土交渉に弾みをつける狙いがあり、年内の実現を目指すプーチン氏の来日にあわせ計画について合意することを想定している。また、政府は、首相が9月に改めてロシアを訪問する方向で検討に入った。 日露首脳会談は、6日午後(日本時間6日夜)にロシア南部ソチで行われる。 首相がプーチン氏に提示する計画案は、ロシアに対する経済協力のほか、生活環境の改善や人的交流など幅広い分野での協力を進めるもの。民間協力が主体となるが、政府は政府系金融機関からの融資枠を増やすなどして後押しする構えだ。具体的には、〈1〉日本企業による原油開発やLNG(液化天然ガス)プラントの新設や増設〈2〉ロシア極東地域での港湾整備や大規模な農業開発〈3〉原子力などの先端技術協力
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