1、3号機は直接検出手段なし=過去にも小規模臨界の可能性−福島原発事故 1、3号機は直接検出手段なし=過去にも小規模臨界の可能性−福島原発事故 東京電力福島第1原発事故で、2号機の溶融燃料の一部が、原子炉の冷却作業が進んだ最近になって一時的な臨界状態だった可能性が浮かんだ。炉内の温度、圧力に変動がないことから、東電と経済産業省原子力安全・保安院は年内に予定する冷温停止状態の実現に影響はないとしている。しかし、炉内の溶融燃料の状況が分からない中、1、3号機では臨界を直接検出する設備がなく、専門家は「安全という根拠もない」と懸念する。 東電は先月17日に提出した中期的安全対策の中で、再臨界について「極めて低いが、可能性は完全に払拭(ふっしょく)できない」としていた。しかし、今月1日に直近に臨界が起きた可能性を示すキセノン133と135が検出されたことを示すデータが測定され、東電は詳細な調査が
台風12号による豪雨で崩れた土砂が川をふさいでできた「土砂ダム」について、国土交通省近畿地方整備局は2日、緊急工事を進めている和歌山県田辺市熊野のダムを埋め立てると発表した。ダムが想定より小さいことが分かったためで、土砂ダムを埋める工事は初めてという。 同整備局は当初、熊野地区のダムの満水時の水量を110万立方メートルと見込んでいたが、現地調査で60万立方メートルと判明。堆積した土砂の上部を削り取って埋め、上から圧縮して平地にすることを決めた。9月下旬から行っている排水作業の終了後、数日以内に埋め立てに着手する。 【関連記事】 時事ドットコム天気予報・関東甲信越の天気 時事ドットコム天気予報・東北地方の天気 時事ドットコム天気予報・北海道の天気 時事ドットコム天気予報・東海地方の天気 時事ドットコム天気予報・近畿地方の天気
グリーン500で世界2位になったスパコン「GRAPE−DR」=国立天文台提供 スーパーコンピューターの省エネ性能を競う世界ランキング「グリーン500」で集計ミスがあり、修正の結果、国立天文台の「GRAPE―DR」が世界2位になった。電力1ワット当たりの計算速度は毎秒14億4800万回で、1位の米IBM社(開発中)の16億回に迫る速さ。 主催者は、11月の発表で2位とした東京工業大の「ツバメ2.0」の順位は動かさず、GRAPEを「2位+」としてその上位に入れた。 今秋のランキングは、この3機の三つどもえと見られていたが、GRAPEが集計から落ちていた。再集計を求めた国立天文台に主催者は「データ集計にミスがあった」と回答した。(東山正宜)
白浜町で水本雄三町長が決めた人事異動に全課長が「降格願」を出して反発している問題で1日、課長級6人ら計12人の異動が発令されたが、全員が辞令交付式を欠席した。ごみ焼却場問題への対応を巡る町長と職員間の確執が原因とみられているが、どう事態収束を図るのかが注目される。【吉野茂毅】 異動は「町民、観光客の安全、災害に対する危機管理、防災対策の確立」「指揮命令、情報系統の一本化、人心一新」の2点に基づき、課長級の他に副課長級5人、係長級1人に発令された。しかし従った職員は皆無だった。 10月31日付の「降格願」は課長職が連名で町長あてに作成。A4用紙1枚に「重要案件が山積するなか、唐突な人事。『専権』であり、認められない」などと書かれている。 問題となっているのは同町保呂地区のごみ焼却場を巡る対応。町と同地区は昨年9月、使用期限の15年延長を合意した。ところが、今年8月以降、同地区に対する地域振興
九電玄海原発4号機再開に抗議 2011年11月2日 11:43 カテゴリー:社会 九州 > 佐賀 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)4号機の再稼働問題で、脱原発市民団体などは2日、九電佐賀支社や再開を容認した佐賀県に対して抗議書などを提出した。 佐賀市の脱原発団体「玄海原発プルサーマル裁判の会」(石丸初美代表)は佐賀県庁を訪れ、「地元住民を無視した強行は許されない」として、全国約150の脱原発団体と連名で古川康知事、九電社長らに対し運転再開の停止を求める要請書を出した。 同県平和運動センター(宮島康博議長)など4団体は、同市の九電佐賀支社を訪問。やらせメール問題などで「電力事業者と行政に対する不信が強まっている現状を直視すべき」として、4号機再開をやめてただちに定期点検に入る▽再開に地元同意が必要ないとした根拠を明確にする―などを求めた九電社長宛ての抗議文を出した。=2011/11/02
セブンイレブン、県内に来春初出店 県南から順次拡大 コンビニエンスストア業界最大手のセブンイレブン・ジャパン(東京)は1日、来年春に県南地域に本県初となる店舗を開設すると発表した。現在、横手市を中心に出店地を選定中。県南から順次店舗網を拡大し、2012年度中に秋田市に進出、15年2月末までに県内100店舗の展開を目指す。 同社の出店戦略は、近接する地域に集中的に開店して物流や広告の効率化を図る「ドミナント方式」が特徴。商品は約70店舗を展開する岩手県にある北上市の配送センターから県内店舗へ供給する。県内への配送センターの設置は未定。 同社によると、県内店舗は平均的なセブンイレブンの売り場面積である約124平方メートルのサイズが中心となる見込み。おにぎり、弁当、飲料、菓子、生活雑貨など約2500アイテムを販売する。高齢化が進み、買い物に不便な人が多い地域では、移動販売車の導入も検討する。
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