25日深夜九州の全原発停止 5%節電要請へ 2011年12月24日 19:48 カテゴリー:社会 九州 > 佐賀 九州電力玄海原発4号機(出力118万キロワット、佐賀県玄海町)が25日午後11時に運転を停止し、定期検査に入る。九州の電力の約4割をつくっていた同社の原発全6基が止まることになる。 九州で稼働する原発がなくなるのは玄海原発1号機が定期検査に入った1980年以来31年ぶりで、81年の玄海原発2号機稼働で複数基体制になってからは初めて。 九電は、需給対策として、管内で自家発電設備を持つ企業からの買い取りや他電力からの融通などで供給力不足を補う。さらに、26日から来年2月3日まで(12月29日―1月4日を除く)の平日午前8時―午後9時に家庭や企業に前年比5%以上の節電を求める。 稼働する原発がゼロになる電力会社は東北、中部、北陸電力に次いで全国で4社目。=2011/12/24 西