全てはキャラクターである。 日本の誇る漫画原作者にして小池塾塾長、小池一夫先生は言った。 キャラクターはその単体はもとより、漫画、小説、映画(CGアニメ)、そしてゲームにおいてたいへん重要な役割を持っています。 今回はtwitterでキャラクターの生み出し方について論が交わされたので、個人的に備忘録としてまとめさせていただきます。 ただ、非常に面白いので公開もします。 続きを読む
![キャラクターを生み出すメソッド](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1c04067bf66041a8ccc3091d65a818faef7dc4c9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F4b11d99822b9004cd5f0d487f4364f5a-1200x630.png)
漫画原作者である小池一夫 さんの「主人公には弱点を。敵役には欠点を」という教えは、シンプルなのにとても深いなと思う。物語を作る側ではなく、読む側からそれを改変すると、主役には「欠落」を、敵役には「ずれ」を、になるのではないかと思う。 悪の組織は素晴らしい 主人公に立ちはだかる「悪の組織」を束ねるのは、理想の上司と形容されるような素晴らしい人物でないといけない。 「ブラック企業」に代表されるような、部下をこき使う、魅力のかけらもないような人物を悪の黒幕として設定すると、主役の戦いに大義が生まれない。 ブラック企業の上司は、部下となった人たちから選択肢と睡眠時間を奪う。部下に対して、組織に賛同する意思を引き出すのではなく、「組織に賛同しない」という選択肢を奪おうとする。物語ではたいてい、主人公は悪の組織に何かを奪われた存在として描かれるけれど、「ブラック企業」的な組織の末端には、やはり大切な何
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