悪役には「ずれ」がある。主役には欠落がある - レジデント初期研修用資料

漫画原作者である小池一夫 さんの「主人公には弱点を。敵役には欠点を」という教えは、シンプルなのにとても深いなと思う。物語を作る側ではなく、読む側からそれを改変すると、主役には「欠落」を、敵役には「ずれ」を、になるのではないかと思う。 悪の組織は素晴らしい 主人公に立ちはだかる「悪の組織」を束ねるのは、理想の上司と形容されるような素晴らしい人物でないといけない。 「ブラック企業」に代表されるような、部下をこき使う、魅力のかけらもないような人物を悪の黒幕として設定すると、主役の戦いに大義が生まれない。 ブラック企業の上司は、部下となった人たちから選択肢と睡眠時間を奪う。部下に対して、組織に賛同する意思を引き出すのではなく、「組織に賛同しない」という選択肢を奪おうとする。物語ではたいてい、主人公は悪の組織に何かを奪われた存在として描かれるけれど、「ブラック企業」的な組織の末端には、やはり大切な何

[steel_eel]

しかし、大体の悪の組織って、失敗した部下を片っ端から処分していって、最後はラスボスvs主人公達数人という多勢に無勢に陥り負けるよな。もっと人材を大切にしろよｗｗ

[Nahoo]

ﾊﾝﾀｰﾊﾝﾀｰなんかだと、『組織』と言うより硬いものの変わりに、友情・仲間・団結した敵が現れるわけで。こちらのほうが、普通の読者との「ズレ」がもっと怖いものとしてでてくる

[ssids]

バビル２世で自らを危機にさらしてまで部下を助けようとするヨミと、それを利用（悪用？）する主人公の姿を思い出さずには居られない

[filinion]

大抵の「悪の組織」は、構成員はトップのカリスマや組織の理想に心酔してるんだけど、実はトップは部下を切り捨てるのを何とも思ってない、という気が。士気が高いブラック組織…ナチスとかアパレル業界とか…（ﾏﾃ

[boxheadroom]

「主役には欠落がある 」　だからジャンプの主人公とかアイドルはバカが多いのか！（をぃ

[fukumura]

思い浮かんだ漫画やアニメのほとんどが合致してしまってとても寂しい気持ちになったのはなぜだろう(;∀;)

[misomico]

悪の組織がブラック企業的だと、加害者=被害者みたいになっちゃう。少年兵をなぎ倒すヒーロー

[carl_s]

「組織としてむしろ理想的なものにならないといけない」コメディだからかもしれないけど『賢い犬リリエンタール』に出てきた組織は福利厚生がしっかりしてたな。

[p260-2001fp]

本文の内容とはあまり関係無いんだけど、島本和彦さんのワンダービット『これが正義だ!!』を思い出した。

[ncc1701]

こういう風に、数多の物語の中から普遍的な本質を切り出して語れる人はすごいと思う。

[roirrawedoc]

404やんけ

[kmagami]

なるほど＞物語ではたいていの場合、悪役にはいいカードが揃っていて、主人公はその代わり、ジョーカーを持っている。

[tukirou]

手塚治虫のどろろが思い浮かんだ。

[snowstep]

『はじめてのあく』の最終巻を読んでから見たらまたちょっと趣深かった。

[kz78]

最近の平成ライダーはこれが逆転してるように思える。

[HiiragiJP]

自分はリアルじゃないと糞病なんだけど、それだけでは面白い話は作れないらしい。改造とか洗脳とかで忠誠を維持するトンデモ設定も、ある意味リアルさと共存（普通に考えたら、部下がついてこないって）

[fijixfiji]

善悪から離れるために「正義(ヒーロー)はいらない」という物語。

[hashimoto0226]

”「主人公には弱点を。敵役には欠点を」”

[shaphere939]

主人公が悪の手下を気持ちよく倒すには、嫌々ではなく心の底から活動している必要がある。そのためには悪の組織は極めて魅力的な-ただしちょっとズレた-組織である必要がある　との事

[valinst]

こういうのがまとめられてる本をどこかで読んだんだけど、何だっけ？漫画のシナリオ関係の本だったと思うけど

[takets]

物語の目的が「主人公に共感する」ことである限り、悪役は必然として、組織人として完璧で好ましい人物で構成されることになる。 こうした人々に「悪」の大義を背負ってもらうために、彼らには「ずれ」が設定される

[sivadselim]

悪役には「ずれ」がある。主役には欠落がある - レジデント初期研修用資料

[blue1st]

主役の欠落って部分で西尾維新作品を思い出した。

[ShangriLa]

ヨミ様は理想の上司すぎる。いつも失敗するけど…

[izumino]

うーんしかし小池メソッドの代表例は、『子連れ狼』の「無敵の男に足でまといを与える」という欠落ではなく足し算の「弱点」なんですよね

[tomisyura]

■スタートは"主人公とは読者が共感する主体"　■悪の黒幕がクズなら手下は敵ではなく被害者…だから悪の組織は理想的共同体でなければならない。目的だけが失格　■主人公の欠落が「普通の解決」を選択肢から奪う

[melon_man80]

シュガーレスにおける《シャケ／兼光／ヒュウゴ》と《岳／マリモ》だな

[tubaki1234]

需要と供給？

[poppen]

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[hyougoishin7]

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[FeZn]

「物語を背負う悪の組織は、社長から平社員に至るまで、だから自分の意志で組織の目的に賛同し、モチベーションの高い人達で構成される必要がある。」

[darklord-118]

悪役には「ずれ」がある。主役には欠落がある - レジデント初期研修用資料

[korohiti]

つまり悪の側は組織として魅力的でなければならず、主人公はそこからドロップアウトした存在、つまり組織に馴染めないって時点で何かが欠落してるってことか。だから多くの「何者でもない自分たち」の共感を呼ぶと。

[inriver1429]

面白い。言われてみたらそうだなぁと思う。

[AmaiSaeta]

"「悪の組織」を束ねるのは、理想の上司と形容されるような素晴らしい人物"で真っ先に思い浮かんだのがフリーザ様だった。 | 何故主人公は『特別』を持っているのか不思議だったが、理解。

[AmanoJack]

クロザクロ思い出した

[hereneco]

これ　内容として普通におもしろい

[shun_libra]

既出だけど、内海さん率いる企画七課は超一流の悪の組織だったと思う。そんな彼らのズレは「手段のためには目的を選ばない」ことだった。

[yoko-hirom]

なるほど。確かにヒーロー物は，どれもこんな感じ。

[motowota]

ニーサン！しか思い浮かばなかっただめな俺