東北自動車道上り線の佐野サービスエリア(SA、栃木県佐野市)でレストランやフードコートを運営する「ケイセイ・フーズ」(同市)が12月2日付けで、労働組合の加藤正樹執行委員長を解雇した。代理人が翌3日に報道各社に発表した。 加藤氏は4日、弁護士ドットコムニュースの取材に、「組合活動を個人の解雇理由として出している」と反論し、次のように感想を語った。 「懲戒解雇になると思っていたが、普通解雇になったことは驚きだった。文春に記事が載って以降、社長はただひたすら私に対して個人的な恨みを持ってしまっているようで、何か話すたびにずっと『文春』と言い続けてきた。恨みがすごい」 ●労働委員会に救済申立て、会社側は「全く無関係」と主張 同社が加藤氏に送付した解雇理由証明書では、「取引先に対して、本来、支払う金額よりも少ない金額の仕入代金を支払うなどした」、「ストライキを伴う労使紛争に、NEXCO東日本のグル