20日午後5時35分ごろ、富山市上大久保の住宅の敷地内で、この家に住む生後11カ月の中村仁ちゃんが、飼っていた大型犬のグレートデン2頭に全身をかまれた。仁ちゃんは病院に搬送されたが約2時間後に頭部骨折による出血性ショックで死亡した。犬を取り押さえようとした50代の祖父も両足に打撲のけがをした。 富山県警富山南署によると、2頭はいずれ…
20日午後5時35分ごろ、富山市上大久保の住宅の敷地内で、この家に住む生後11カ月の中村仁ちゃんが、飼っていた大型犬のグレートデン2頭に全身をかまれた。仁ちゃんは病院に搬送されたが約2時間後に頭部骨折による出血性ショックで死亡した。犬を取り押さえようとした50代の祖父も両足に打撲のけがをした。 富山県警富山南署によると、2頭はいずれ…
おおいた動物愛護センターに保護されている猫=大分市廻栖野で2019年8月28日14時33分、河慧琳撮影 保健所が保護した犬と猫の譲渡を進め、殺処分を減らそうと大分県と大分市が同市で2月に開設した「おおいた動物愛護センター」は、県内の猫の保護頭数が開設から半年間で昨年1年間に迫る1688匹に上ったことを明らかにした。センターへの直接の持ち込みが増えたのが原因で、結果的に殺処分が増える悪循環に陥っている。想定外の事態にセンターは「野良猫を減らす抜本的な対策を進めるしかない」と危機感を強める。【河慧琳】 センターは、県内の保健所に持ち込まれた犬や猫を集め、健康状態をチェックして収容する。猫100匹と犬56匹を収容できる飼育室があり、見学会や譲渡会を開いている。希望者には事前に審査と講習を受けてもらった上で引き渡している。
札幌市や近郊で今月、ヒグマの出没が相次いでいる。14日には同市南区藤野でヒグマ1頭がハンターによって駆除されたが、依然として果実などが食い荒らされる被害が続き、市や北海道警は、クマを寄せ付けないよう電気柵の設置や、生ゴミを放置しないよう呼びかけている。一方、市には駆除に反対する意見も多数寄せられ、対応に苦慮している。【源馬のぞみ、澤俊太郎、土谷純一】 市によると、札幌のヒグマの目撃情報は4月から今月23日までに174件と、昨年度の137件を大幅に上回っている。また道警のまとめでは、道内でヒグマについての通報は22日までに1362件あり、昨年同期比で153件増えた。市街地に近づき農産物を食べたりするヒグマが繰り返し出没したことや、盛んに報道されたことによって通報が増加したとみられる。
16日午前8時半ごろ、東京都足立区六木3の六木団地付近でサル1匹を目撃したと住民が区役所に通報した。 区によると、サルは用水路をつたって南方向に逃げたとみられ、出没による被害はなかった。区は「住宅に侵入してくる可能性もある」とメールで注意を促すとともに、見かけた場合はむやみに近寄らず、110番する…
多くの猫を地域ぐるみで管理し「猫の島」としてひそかな観光スポットにもなっている北九州市小倉北区の離島・馬島(うましま)で、個体数が5年前に確認された約90匹から、30匹程度まで急減していることが判明した。不審な餌が散布され、不自然に苦しむ猫の目撃情報があるため、管理に関わってきた保護団体などは虐待の可能性があるとして、刑事告発や緊急保護を検討している。 馬島は小倉港から約10キロの響灘(ひびきなだ)に浮かぶ周囲5・4キロの島で、14世帯約30人が暮らす。元々猫が多かったが近年は住民の倍以上に増え、ふん尿の臭いや踏み荒らしなど畑の被害もあったことから、福岡市の市民団体「大切な猫たちプロジェクト」(竹下雅美共同代表)が不妊手術を提案。2014年に公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県)に依頼し、島で確認された約90匹のうち、高齢猫などを除く79匹を手…
駅猫おさむのお別れ会で献花をする人たち=茨城県ひたちなか市の那珂湊駅で2019年7月6日午後1時31分、米田堅持撮影 6月23日に推定年齢17歳で死んだ駅猫「おさむ」のお別れ会が6日、ひたちなか海浜鉄道(茨城県ひたちなか市)の那珂湊駅で行われた。 「おさむ」は2009年、那珂湊駅にやってきた迷い猫だったが、直後にやってきた雌の「ミニさむ」とともに同鉄道で保護し、駅猫として暮らしていた。「おさむ」の名前は「黒ネコのタンゴ」をヒットさせた皆川おさむさんにちなんだもので、人懐こく、自由気ままに歩き回る姿は、地元だけでなく、訪れる観光客にも人気となった。11年3月に発生した東日本大震災の影響で全線不通となった時も「おさむ」目当ての観光客が訪れ、同鉄道が廃線の危機を乗り越える原動力ともなった。 お別れ会では、参列者全員で黙とう後、同鉄道で「おさむ」の世話をしていた運輸部業務課の野村徹さんが「あと1カ
大水槽内の魚が治療中であることを知らせる張り紙=和歌山県海南市の県立自然博物館で2019年6月22日午前11時26分、砂押健太撮影 和歌山県立自然博物館(海南市船尾)は22日、大水槽で展示していた魚が60匹程度、大量死したと発表した。アジ類が中心で、水槽にいた個体の3分の2にあたる。細菌やウイルスに感染し、病気を発症したことなどによるといい、同館は「今後このようなことがないよう、展示飼育や管理について細心の注意を払う」としている。大水槽以外の魚には、影響がないという。 同館によると昨年末、ろ過ポンプが故障。修理して先月末に動かし始めたが、今月初旬から病死する魚が続出した。ポンプの配水管に菌などが付着し、増殖したとみられる。「死んだのは高齢の個体。季節の変わり目で環境も不安定で、一気に感染が広がり、病状が悪化した」と説明している。サメ類やエイ類など生き残った3分の1については、菌のすみかとな
女児が衰弱死した札幌市中央区の家から保護された生後2カ月ほどの子猫。あばら骨が浮き出て平均体重の半分程度だったという(NPO法人ニャン友ねっとわーく・北海道提供) 猫の保護活動をする札幌市中央区のNPO法人「ニャン友ねっとわーく・北海道」はホームページで、同区の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死した事件で傷害容疑で逮捕された母の莉菜容疑者(21)の家から成猫と子猫計13匹を保護したと明かした。いずれの猫もエサをもらわずにがりがりに痩せて衛生状態が悪い状況で、担当者は「飼育放棄されており、緊急保護が必要だった」と話した。 団体によると、事件が発覚した今月5日、札幌南署から協力を要請され、いったん同署で保護。健康状態が悪く、死ぬ危険性もあったため、翌日団体で13匹を保護した。現在も下痢や高熱が続く猫が複数いて、点滴治療をしている。
富山県射水市の路上にいた飼い猫を連れ去ったとして、窃盗容疑で富山市布目の無職、新村健治容疑者(52)が逮捕された事件。連れ去られたとされる猫「モコオ」の飼い主の50代男性=射水市=が毎日新聞の取材に応じた。新村容疑者は県警の調べに対し「死んだので用水路に捨てた」などと供述しており、男性は「大切な家族を失った。命を軽視した大犯罪で許せない」と目を赤くした。 雄のアメリカンカール、モコオを飼い始めたのは約3年前。「初めは気性が荒かったが、慣れれば人懐っこい猫で、特別な存在だった」。スマートフォンに保存されたたくさんの写真を見つめながら、男性は声を絞り出した。普段は室内で飼っていたが、5月19日の昼、外に出たがったため、家の周りを歩かせることに。1時間ほど後、近所の人から「(モコオが)知らない男の車に乗せられてどこかに行った」と電話が入り、車種やナンバ…
鼻を器用に使って、物を軽々と押しのけるニホンイノシシ=東京都日野市の多摩動物公園で2019年1月13日午後4時38分、梅田啓祐撮影 金沢市内でイノシシの目撃や捕獲が相次いでいる。出産期を迎えたイノシシが子どもとともに人の住む地域に迷い込むケースが多いとみられ、専門家は「見つけても近づかず通報を」と注意を呼びかけている。【日向梓、岩壁峻】 市農業水産振興課によると、今年度のイノシシ目撃情報は、痕跡だけのものを含め11件(13日まで)で4頭が捕獲された。例年は10件前後で、昨年度は12件のうち10件が10月に集中し、いずれも成獣だった。成獣は体も大きく、接触すれば大けがをする危険がある。 6月13日昼には金沢星稜大(金沢市御所町)付近でイノシシの子ども2頭が目撃され、県猟友会金沢支部の会員ら12人が出動して大捕物を繰り広げた。
明るいログハウス調の店内は猫だらけ。「猫のいない人生は考えられません」と店長の中野結衣さん=玉城町の「保護ねこカフェ」で2019年6月12日、尾崎稔裕撮影 捨てられた猫やホームレスの猫から産まれた子猫たちを保護して、新たな“里親”との出会いをプロデュースする三重県玉城町勝田の「保護ねこカフェ ねこ達のいえ」が先月末で開店5周年を迎えた。これまでに送り出した猫は約210匹。動物虐待の厳罰化を盛り込んだ改正動物愛護法が12日に成立する中、同店は6回目の夏を迎える。スタッフたちは早くも猫たちの猛暑向けの体調管理モードに入っている。 ログハウス調の店内には1~5歳を中心に常に30匹前後の猫が在籍する。地元の動物保護ボランティアらを通して店に預けられ、動物病院で検査やワクチン接種を受け、避妊手術など事前にケアを済ませた猫ばかり。このため、一般からの猫の引き取りには対応していない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く