7月30日の日経MJに、驚異の76ヶ月連続既存店売上高前年クリアを続ける「遊べる本屋」ことヴィレッジヴァンガードの今後の多店舗出店に向けた店長候補育成についての記事が掲載されています。 同社は、地域最低時給でも働く、サブカルチャー好きのパートアルバイトを3年半かけてようやく社員に登用するユニークな人事・採用政策で有名ですが、200店舗を越え、年間30-40店超の出店にあたり、さすがに、ここにきて店長の勤まる要員が不足気味になり、今期は、出店にブレーキをかけながら店長候補を育成するとに集中する模様です。 もともと各店の担当売場ごとにアルバイトに発注(同社はいまだに各店が仕入先に直接発注するしくみです)から陳列販売までの権限を与え、商売人としての仮説検証と売場の工夫を実践させることによって人財育成をしてきた同社ですが、今後は ○担当売場ごとの売上高前年対比ランキング(全国および近隣)を開示する