サムライの国なのにおもしろいというので、外国メディアが「草食系男子」を好んで取り上げている。がつがつ働かない、高価な買い物をしない、異性に興味を持たない(少子化が進む)…。つまり、日本経済はよくならない(?)。少なくとも外国人投資家には、ネガティブなメッセージになっていそうだ。きょうのテーマは「世界は草食系男子をどう伝えているか」とした。 米公共ラジオ(NPR)は、草食系男子(herbivore boy)は、サラリーマン(salaryman)の国にようやく出現したニューエージであると位置づけている。サラリーマンには、昭和の高度経済成長期以来の「働き過ぎの日本人」「会社人間の日本人」のイメージがある。 彼らの時代は終わった。草食系は家族や友人を大切にし、静かで競争のない暮らしを好む。昔ながらの“男らしさ”を避ける。20代の大学生Yさんは「女の子には自分からは話しかけない。話しかけられるのはい