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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (13)

  • 2010-04-23 - 空中キャンプ

    こんにちは伊藤聡です。みなさんお元気ですか。新生活をスタートさせた方もたくさんいらっしゃるとおもいますが、たのしくやってますでしょうか。四月なのに雪が降ってしまうこんなときだからこそ、文学からエネルギーをもらえるわたしの新書『生きる技術は名作に学べ』を読んで、冬眠から覚めた熊のようにパワフルに、さらなる元気をたくわえてみませんか。 ということで、新規読者へ向けてなにかできることはないかと案を練り、前回好評をいただいたフリーペーパーをさらにパワーアップさせた小冊子を作り、を買っていただいた方へおまけとして差し上げようということになりました。前回は、「ほのぼの童話」「僕の挫折した楽器一覧」など焦点の定まらないぼんやり読みものばかりでしたが、今回は、新規の読者さんたちをがっちりロックする内容にしましたよー。冊子のタイトルは『文学から見たアメリカ』です。 小冊子の中身についてざっと説明しますと、

    Parsley
    Parsley 2010/04/24
    いいなー。なんとかゲットしたい…。
  • サリンジャーのこと

    今朝、目が覚めて、しばらくベッドのなかでアイフォンをさわっていたら、サリンジャー死去のニュースを知った。1919年生まれだから、かなりの高齢ではあったが、それにしても、サリンジャーが死んだというしらせはなんだかふしぎな感じがして、そのまますこしぼんやりとしてしまった。 数年前にヴォネガットが死んだけれど、そのときにわたしが感じた気持ちは、今回とはすこしちがっている。なぜなら、実人生においてヴォネガットは、すこやかに、とてもよく生きたが、サリンジャーは、ごく控えめにいっても、彼の人生をじゅうぶんに享受し、よく生きたとはおもえなかったからだ。彼は作品を発表せず、人目を避け、森の奥にひっそりと暮らしていた。家のまわりには高さ2mの塀をめぐらせていたという。 だからこそ、わたしにとって、サリンジャーがまだ生きているというのは、とても意味のあることだった。彼の机の上には、十数作におよぶ長編小説の完成

  • 『ユキとニナ』を見たゼ! - 空中キャンプ

    Parsley
    Parsley 2010/01/26
    みたい。
  • トークイベントのおしらせ! - 空中キャンプ

    こんにちは、伊藤聡です。このたび、初めてのの発売にあわせて、たのしいトークイベントをすることになりました。人前で話した経験などほとんどないわたしですが、このイベントに限っていえば、実はまったく不安のない状態です。なぜなら今回、とても心づよい味方になってくれる、かわいらしくてすてきなゲストがやってきてくれるからです。 それはなんと……岸佐知子さん!! わたしがこのブログを通じて、「だいすきだいすき」と書きつづけてきた、あの岸佐知子さんがやってきて、一緒にトークイベントをしてくれます! こんなにすごいことがあるだろうか。憧れの岸さんが、わたしと一緒にイベントに参加してくれる。この組み合わせは、おそらくそうめったには見られないはずので、ぜひきてください。岸さん、了承くださってほんとうにありがとう。がんばる! 日時は、1/31(日)のお昼12時からです。場所は阿佐ヶ谷ロフトというところで

    Parsley
    Parsley 2010/01/14
    はい行きます。
  • 『(500)日のサマー』を見たゼ! - 空中キャンプ

    渋谷にて。初日。ちょうさいこう!! すごい!! あんまりすばらしくて涙がでた。ラストシーンを見終えた後に感じた幸福感に、おもわず席で身悶えする。みっともなさや自分勝手さ、かっこわるさも含め、これは僕の映画なのだ、と確信しながら劇場をでた。キュートな女の子、サマーとすごした500日間が、ランダムな時間軸で語られる。 われわれの頭のなかで、さまざまなできごとはおおむね、ずいぶんいいかげんに記憶されているものだ。しあわせな時間も、つらいできごとも、すべてが雑多に放り込まれ、おもいだそうとすると、順番がばらばらになり、記憶は混濁し、その意味あいはすこしずつ変わってくる。おもわずスキップしてしまいそうなたのしさも、朝起きる気にすらなれない苦しさも、すべてが同時にやってきて、しだいにわれわれは、記憶のリアリティや生々しさに圧倒されて、身動きが取れなくなってしまう。 おもいだすだけで胸を抉られるような記

    『(500)日のサマー』を見たゼ! - 空中キャンプ
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20091109

  • 人になんかしたい - 空中キャンプ

    「Kちゃん仕事やめたらしいですよ」と、友だちから教えてもらったのは九月の後半だった。ここしばらく連絡していなかったので、仕事をやめたのは知らなかった。Kちゃんの職場はとても厳しくて、同期はひとりも残っていなかった。調理の仕事で朝が早いからしんどいといっていた。彼女はまじめな子で、専門学校をでてから入社して、四年くらい働いていたとおもう。 「いまはどうしてるの」とわたしが訊くと、「八月いっぱいでやめて、それからずっと探してるっていってました、あたらしい仕事」と友だちはいった。まだ決まっていないみたいだった。職探しはたいへんなことばかりだ。わたし自身、何度か経験があるが、暗い記憶しかない。Kちゃんのことを聞いて、明日すぐに電話しなきゃとおもったけれど、なにを話せばいいのかわからなくて、三日ぐらい時間があいてしまった。 Kちゃんと電話で話してみると、数日前に、つなぎのアルバイトを決めたところだっ

    人になんかしたい - 空中キャンプ
    Parsley
    Parsley 2009/10/09
    "ちょっとでもいいから、人になんかしたい。"わかる。私にもそういった、「奉仕への飢餓感」がある。/『空中キャンプ』様は、「書く」ということで誰かに対して「なんかしている」とおもう。
  • 特別な日 - 空中キャンプ

  • 憂鬱な旅 - 空中キャンプ

  • 2009-05-17 - 空中キャンプ ■大田区からサンテック・シティへ

    5月10日 わたしはこの日、大田区でおこなわれた文学フリマという催しものに参加しました。ミニコミ、同人誌販売のイベントである。生まれて初めて自分でを作り、それを売ろうというのだ。数ヶ月前から原稿を書きため、せっせと小説を書いてきた。書いては直し、また書いては消し、をくりかえしてようやく完成させました。誰も買ってくれなかったらどうしよう、という不安を胸に、会場へと向かう。最寄りである蒲田駅を降りると、それらしき人たち(なぜかわかる、同士の匂い…)が向かう人の流れがある。地図もろくに確認せずに、その流れに身をまかせて数分ほど歩くと… ここだ! 今日ここでわたしはがんばってを売るのだ。まずは入口で受け付け、そして設営をおこなう。印刷会社から会場へ、は直接届いており、わたしもここで初めて実物を手に取り、そのできあがりを見る。表紙を担当してくれたフキン君のがんばりもあって、とてもキュートなしあ

    2009-05-17 - 空中キャンプ ■大田区からサンテック・シティへ
  • あたしの予告編、僕の予告編 - 空中キャンプ

    人はミステリアスなものに惹かれる性質がある。ぱっと見ただけでおおむねわかってしまうようななにかについて、それ以上あえて追求する意欲はあまり起こらないものであり、われわれもやはり同様に、底知れなさ感、謎めき感などを演出していった方がおもしろいのではないか、とわたしはおもう。 たとえば映画の予告編をおもいだしてほしい。たいていは、それがどういう映画なのかについて、ひとまずの概要は伝えながらも、もちろん核心には触れていないし、おもわせぶりな映像やシーンだけを効果的につないでいくことで、あたかもそこにはすごい興奮があるかのような予告をしている。仮に映画がひどい駄作であったとしてもかまわない。それがどうにか演出し、できるだけおもしろそうに編集する。卑怯かもしれないが、予告編とはそういうものである。 では、われわれにとっての予告編、つまりは「あたしの予告編」「僕の予告編」といったものが存在するとすれば

  • ありかを見つけた - 空中キャンプ

    Parsley
    Parsley 2008/05/03
    素敵。
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080406

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