米OpenAIのAIチャットサービス「ChatGPT」で「Code interpreter」という機能が登場した。チャット上でPythonのコードを実行できるのだが、これを使えば大学入学共通テストの数学くらいなら満点をとれるのではないか。実際に2023年度の問題を解かせて検証してみた。 Code interpreterは、ChatGPTにCSV形式でまとめたデータやPDFファイル、画像などをアップロードして分析できる機能。分析や処理にはPythonを使う。現状はまだβ版という扱い。 これまでのChatGPTは、数学の問題を入力しても計算するのではなく、話の流れを見て正しそうな答えを出力していた。「雰囲気でなんとなく答えていた」といってもいいかもしれない。 しかし、Code interpreterを使えばPythonコードを実行して計算できる。