民主、逆風下で純化路線=反増税認めず、世襲禁止徹底【12衆院選】 民主、逆風下で純化路線=反増税認めず、世襲禁止徹底【12衆院選】 民主党が18日、消費増税や環太平洋連携協定(TPP)推進など党の政策を受け入れない候補は衆院選で公認しない方針を打ち出した。支持率が低迷する民主党は逆風下の戦いを強いられており、消費増税の是非で分裂した反省も踏まえ、「純化路線」を徹底して活路を開く狙いがある。「世襲禁止」でも一切の例外を認めず、2世候補が多い自民党との差別化を図る戦略だ。 「野田佳彦首相の考え方についてこられなければ公認はできない。(反対派とは)たもとを分かって新しい民主党を再生する仲間と戦いを進める」。安住淳幹事長代行は18日のNHKの番組でこう語り、反対派は排除も辞さない姿勢を示した。 安住氏は、公認の際は党方針に従うとの「誓約書」を書かせることも明言。消費増税関連法の採決で反対した鳩