EMとその類似商品について、効果の検証が不確かな病虫害対策の宣伝にも注意して下さい - warbler’s diary

前回の記事『EM（有用微生物群）の何が問題なのか』では、EMの効果の確認が不十分なまま用途がどんどん拡大されて宣伝されている状況について指摘しました。 EMやその類似商品には様々な動植物の病虫害に効果があるとも宣伝されています。その１つがリンゴ腐らん病です。リンゴ腐らん病は、枝や幹の傷口に子のう菌の１種であるValsa ceratospermaが感染して患部から樹が腐敗していく病気で、特に北海道や東北地方で発生が多いことが知られています。過去には明治後期から昭和初期にかけて大流行して産地の壊滅などもあった、りんご農家にとって深刻な病害です。この病原菌は胞子による空気感染によって広がることが知られています。樹木に腐らん病の病巣が広がると、切り倒さなければなりません。放置すると周囲への感染源ともなります。最近はりんご農家の高齢化や兼業化が進み、まめに病害対策を行いづらくなってきた背景もあり、リ

[goldhead]

関係ないけど病虫害と病害虫の使い分け、あるいは使い分ける必要があるのかどうかいつも気になるが、この場合は病虫害で間違いないな、などと。

[agrisearch]

「リンゴ腐らん病」防除効果の件

[OSATO]

　行政や議員・マスコミ・大学教授など、EMに少しでも関わるとたちまち広告塔として利用されてしまうのですね。まあEMだけに限った事ではありませんが。

[x-osk]

EMとその類似商品について、効果の検証が不確かな病虫害対策の宣伝にも注意して下さい - warblerの日記

[tenchikometen]

「この報告書に記載されている、佐野輝男教授からの「実験木が１０本やそこらでは、学問的科学的に証明することはできない」との指摘は重要だと思います。」

[NOV1975]

不確かなものを効果あると宣伝したら捕まってもおかしくないのになんで捕まらないの！ってレベルになってきたような気がするなあ。そろそろ農水省やら厚労省が本腰入れないとひどいことになる予感。

[k-takahashi]

『効果が不確かで未認可のものを、効果が認められている薬剤の代わりに使用するのは、病虫害予防と感染拡大防止の観点から非常に危うい』　腐乱病、口蹄疫対策を、EMが損なってしまう件。

[zevon]

悪徳業者が排除されるべきなのはもちろんなんだけど、農業における科学と経験知と擬似科学のグレーゾーン問題は一般のそれより難しいでござるよ。菊池卓郎先生の本なんかも参照されるとよいかも。

[gimonfu_usr]

ＥＭ菌て、そもそも、軽い消臭に使うんではないのか。

[morokoshi-head]

[青森]

[houyhnhm]

そもそも、農業での実験にしてはお粗末すぎるので、100本にしようが検証にならんと思う。土地の影響を除外する事が出来てなさげ。

[powerbreathing]

『効果の確認が不十分なまま、多目的な用途でその効果が宣伝されて広められているEMやその関連商品の状況は、このまま放置しておくと多くの問題を引き起こす恐れがあります。』