京都大学の髙山佳奈子 教授による「京都府児童ポルノの規制等に関する条例」の論点解説を公開します。うぐいすリボンでは、2013年5月18日(土)に髙山教授の講演会を京都で開催します。 2013年2月11日 髙山 佳奈子(京都大学教授・刑事法学) 1 背景 「京都府児童ポルノの規制等に関する条例」は、2011年10月14日に、京都府条例第32号として制定され、禁止規定が2012年1月1日、その他の部分が制定日に施行された。本条例制定の背景には、2010年の京都府知事選挙に立候補した山田啓二知事は、「日本で一番厳しい児童ポルノ規制条例」の制定を公約に掲げていたことがある。知事の当選後、児童ポルノ規制条例検討会議が設置され、2008年から京都府青少年健全育成審議会委員を務めていた筆者も、刑事法学者としてメンバーに加わることとなった。この検討会は、座長を土井真一京都大学教授(憲法学)とし、他に、青少
![論点解説「京都府児童ポルノの規制等に関する条例」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/34c5b516343800823e4c2bedb662ab9c9b657c93/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogger.googleusercontent.com%2Fimg%2Fb%2FR29vZ2xl%2FAVvXsEiOqcPrVssGK2eD24MsWXYSSiUGCTjhqB9lWTVt8JxIp0rFo175Z5wBRWf0fQZJlkK7u6dDQRda4vtiC0QmpNoYXobg77yNBgQgsBpz_di6lLpoTURkJHM7CnmXHHpMjytp9HMO5LwBKsM%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2FE1hERUWVgAAq8gR.jpg)